昨シーズンまでドゥカティワークスのエースをつとめていたイタリアのアンドレア・ドヴィツィオーゾが、スペイン・ヘレスでのアプリリアのテストで同社のワークスマシンRS-GPに乗りました! 来年・・・2022年のMotoGP復帰を希望しているドヴィツィオーゾですが、今年ワイルドカードなどでGPを走ることは果たしてあるのでしょうか?

3日間のテストは、その「感触」を確認するのみ・・・

2008年にMotoGPクラス昇格を果たしたドヴィツィオーゾは、長いキャリアの中でホンダ、ヤマハ、そしてドゥカティのMotoGPマシンを経験したベテランです。

画像: 2013年から2020年まで、A.ドヴィツィオーゾ(左)はドゥカティのエースとして活躍。2017〜2019年の3年間は、MotoGP王者マルク・マルケス(右、ホンダ)とタイトル争いを繰り広げ、いずれの年も年間ランキング2位の座を得ました。 www.ducati.com

2013年から2020年まで、A.ドヴィツィオーゾ(左)はドゥカティのエースとして活躍。2017〜2019年の3年間は、MotoGP王者マルク・マルケス(右、ホンダ)とタイトル争いを繰り広げ、いずれの年も年間ランキング2位の座を得ました。

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2020年限りでドゥカティワークスのシートを失ったドヴィツィオーゾは、2022年からMotoGPへの復帰を目指すことになりましたが、そんな彼にアプリリアは4月12〜14日の3日間、同社のワークスマシンRS-GPをテストする機会を与えました。

画像: アプリリアRS-GPをヘレスでテストするA.ドヴィツィオーゾ。彼がアプリリア製ロードレーサーに乗るのは、世界ロードレースGP(現MotoGP)デビュー年の2001年以来(125cc)です。 www.motogp.com

アプリリアRS-GPをヘレスでテストするA.ドヴィツィオーゾ。彼がアプリリア製ロードレーサーに乗るのは、世界ロードレースGP(現MotoGP)デビュー年の2001年以来(125cc)です。

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ドヴィツィオーゾにとっては久々のMotoGPマシンのライディングということもあり、3日間はハードにプッシュすることなく、RS-GPの「感触」を確かめるにとどまったようです。ただ、非公表ながらラップタイムは「それほど悪くはなかった」とドヴィツィオーゾは明かしています。

次のテストは、1ヶ月後にイタリア・ムジェロで行われる予定です

またドヴィツィオーゾは、1ヶ月後イタリアのムジェロで乗ることも明らかにしています。そして今回のテストで得た「感触」を、次回に乗るRS-GPにフィードバックしてくれることを、アプリリアに希望していると語っています。

画像: 「他のバイクと同じように、(RS-GP)には良い面と悪い面がありますが、これは普通のことです」とA.ドヴィツィオーゾはMotoGP公式サイトに語っていました。余談ですがこのテストで被ったヘルメットは、SHOEI製品でした。 www.motogp.com

「他のバイクと同じように、(RS-GP)には良い面と悪い面がありますが、これは普通のことです」とA.ドヴィツィオーゾはMotoGP公式サイトに語っていました。余談ですがこのテストで被ったヘルメットは、SHOEI製品でした。

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今週末はMotoGP第3戦ポルトガルGPが開催されますが、今年アプリリアに協力しているドヴィツィオーゾがこの後レギュラーのテストライダーになったり、ワイルドカードでアプリリアライダーとしてMotoGPクラスに参戦することはあるのでしょうか? 現時点ではすべては憶測の域を出ることはありませんが、MotoGPクラス通算15勝の名手の走りを、GPの舞台でまた見ることができる機会が早く訪れることを期待しましょう。

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