Lawrenceが独断と偏見? で選んだ、2020年の2輪業界にまつわる10大ニュース(順不同)。今回は避けては通れない話題? である、コロナ禍のお話です・・・。MotoGP日本ラウンド、鈴鹿8耐、東京モーターサイクルショー・・・などなど、COVID-19感染拡大のせいで多くのイベントが今年はキャンセルされましたね・・・(涙)。

多くのイベントが、中止を余儀なくされることに・・・

最近の研究では2019年のかなり早い時期から発生していたことが判明していますが、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)による感染症(COVID-19)の感染者が日本で初めて確認されたのは、2020年1月のことでした・・・。

それからあれよあれよの間に、日本でも感染拡大が加速・・・。スペイン風邪以来、およそ100年ぶりとなる世界的パンデミックにより、多くの人が集まる2輪関係のイベントが中止を余儀なくされることになりました。

今春の大阪と東京のモーターサイクルショー、そして今年初開催予定だった名古屋モーターサイクルショーも中止を決定。出展準備を進めていた各企業のなかには、バーチャルでのショーを実施したりして、ファンへのサービスを試みたりしていました。

そして春から開幕する各種モータースポーツも、COVID-19のパンデミックによりカレンダー変更や開催中止判断などで翻弄されることになりました。SBK=世界スーパーバイク選手権は2月29日〜3月1日のオーストラリアラウンド開催後は、7月31日〜8月2日のスペインラウンドまで中断。

MotoGPは3月8日決勝の開幕戦カタールGPでMotoGPクラス以外は開催するも、第2戦スペインGPの開催までには7月半ばまで待つことになりました。その後、COVID-19パンデミックによる国境を越えての移動が困難になったことを理由に、MotoGPとSBKは欧州大陸のみの開催で、なんとか無事に波乱の今シーズンを終えています。

画像: 今年のSBKは全8ラウンドとなり、開幕戦のオーストラリアラウンド以外は欧州での開催となりました。チャンピオン獲得記念の「金」のヘルメットを被り、6連覇記念Tシャツを身に纏ったスタッフたちから祝福を受けるのは、SBK絶対王者のジョナサン・レイ(カワサキ)。彼のSBKにおける「王朝」は、2021年も続くのでしょうか? 新型ZX-10RRとレイの走りに、来シーズンも注目です! www.worldsbk.com

今年のSBKは全8ラウンドとなり、開幕戦のオーストラリアラウンド以外は欧州での開催となりました。チャンピオン獲得記念の「金」のヘルメットを被り、6連覇記念Tシャツを身に纏ったスタッフたちから祝福を受けるのは、SBK絶対王者のジョナサン・レイ(カワサキ)。彼のSBKにおける「王朝」は、2021年も続くのでしょうか? 新型ZX-10RRとレイの走りに、来シーズンも注目です!

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鈴鹿8耐は歴史上初となる中止に・・・

日本国内のビッグイベントでは、当初7月開催予定だった鈴鹿8耐が11月に延期・・・ということが一旦決まりました。しかしCOVID-19感染拡大が収束せず、FIM EWC(世界耐久選手権)レギュラーチームが日本に移動できないため、あえなく開催中止という判断が下されることになりました。

そして1987年の日本開催再開以降、2011年の東日本大震災による福島原発事故という困難の中でも中止されることがなかったMotoGP日本ラウンドも、残念ながら中止となりました。

また2000年からツインリンクもてぎで開催され、多くのトライアルファンを楽しませてきたイベントである「FIMトライアル世界選手権日本GP」も期日を6月6〜7日に延期してその開催準備をしていましたが、結局5月に開催中止ということが決まってしまいました。

2021年度の中止が早くも決まったイベントがありますが・・・来年は多くのイベントが無事に開催されることを願いたいです!

2020年の暮れの今、世界各国でCOVID-19のワクチン接種が始まり、パンデミック収束の一助になることが期待されています。一方で英国などで感染力を増したCOVID-19の変異種が発見されたりと、まだまだ人類とウイルスの戦いは長期化しそうでもあります・・・。

去る9月には、大阪と東京のモーターサイクルショーが、2年連続の中止を決めたことが報じられました。日本も感染収束が当分先になりそうですが、ともあれ来年は多くのイベントが開催されることを祈りたいです。

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