2018年3月10日、心臓発作により51歳で早逝した元GPライダーのR.ウォルドマンですが、彼が2015年にドイツのツショルラウという街で開催されたヒストリックイベントに、ファン・フィーン・クライドラーの50ccレーサーで出場した際の映像が残されていますので紹介いたします。
昔取った杵柄! 小排気量使いとしての実力を披露!
1986年に当時世界ロードレースGP(現MotoGP)にあった80ccクラスで、GPデビューを果たしたウォルドマンは、1989年から125ccクラスにも参戦。その後、125ccクラスのトップライダーのひとりとなったウォルドマンですが、1994年からは250ccクラスへステップアップし、マックス・ビアッジらライバルたちと、激しい名勝負を幾度も繰り返すことになりました。
2009年までライダーとして活躍したウォルドマンですが、引退後してからの2010年代はTV放送のユーロスポーツのスタッフなどで活躍し、GP業界に貢献。彼の若すぎる死は多くの人を悲しませることになりました・・・。
そんなウォルドマンが、ライダー引退後の2015年に、ドイツのザクセン州の街、ツショルラウで開催されたヒストリックイベントに参加した時の映像が、YouTubeにアップされていました。市街地の道路などの一角を閉鎖してコースにし、そこを古いロードレーサーを走らせるイベントのようですが、なんとウォルドマンは参加ライダーの1人として、1970年代の50ccGPマシンであるファン・フィーン・クライドラー(水冷2ストローク単気筒50cc)を走らせていたのです。
GP好きも小排気量好きも、動画をぜひご覧ください!
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