《前編はこちらから!──新型1100ccより、今のアフリカツインのほうが『コスパ良い』って感じるのはボクだけですか?》
何度乗っても『良い印象』が変わらない
前編でもお伝えした通りの、新型1100ccアフリカツイン発売を目前に控えた『あえての1000cc』です。
MT(マニュアル)仕様でローダウンモデルのアドベンチャースポーツ。
欲しい!のド真ん中。
それに改めて乗ってみて思いますけどね……
本当に充分。文句なし。
完全に満足できるんです。
そもそもですけど、新しい排ガス規制の案件が無かったら、ホンダだって排気量アップとかしなかったんじゃないかな?
それほどに1000ccアフリカツインのトータルの完成度って素晴らしいと思ってます。
高速道路の快適性なんてもうパーフェクトですよ、パーフェクト!
アドベンチャーバイクって高速道路が快適です!って言われるけど、それがどれくらい快適かっていうと(個人的な感覚にはなりますけど)『一般的なネイキッドの3倍くらいラク』というのがボクの感想です。
大げさに言ってるつもりゼロ。本当に疲れません。
アフリカツインは直進安定性もいいし、乗り心地も柔らかい。
1000ccのエンジンは十分に力強くてペースも落ちない。
理想的。特にこれ以上が必要だとは思いません。
あ、でも新型アフリカツインに装備されるクルーズコントロールとかApple CarPlayはちょっと羨ましいですが(笑)
そういう性能面に加えて、一定速度/低回転で流す時の2気筒エンジンの鼓動感も控え目ですが悪くない。
旅を邪魔しない程度に、かつ味わいも楽しめるんです。
マフラーのサウンドも大きすぎない音量だけど、静かすぎることもない絶妙さ。
長旅でも飽きないテイスティさを備えているのは、個人的にはすごく評価したい部分です。
性能もスゴいけど、性能だけじゃない。
それが1000ccのアフリカツインを大好きな理由でもあるんです。