2019年のMotoGPシーズンは、Moto2クラスの使用エンジンがホンダ4気筒600ccのワンメイクから、トライアンフ3気筒765ccにワンメイクになって初の年でした。この変化により、何がMoto2クラスにもたらされたのか・・・を振り返る動画が公開されています。
使用したエンジンは150機以上!! 18戦終了時点の総合周回数は6万ラップ以上!!
Moto2にシャシーを供給しているカレックス、スピードアップ、KTM、MVアグスタ、そしてNTS・・・いずれのチームも2019年度はトライアンフの3気筒を搭載しました。
全18戦で各チームは使用したエンジンは150機以上とのこと。またこれまで18戦でMoto2ライダーたちが走った周回数の合計はなんと6万周!! 以上・・・距離にして30万kmというのですから、この1年でトライアンフは様々なデータ収集をすることができたハズです(これだけ多くのエンジン機数を供給するのは、とても大変なことですが・・・)。
今年はMoto2マシンが、300km/hの壁を破りました!!
Moto2マシンの速さはエンジンだけで決まるわけではありませんが、15のサーキットでラップレコードを更新し、17のサーキットで最高速を更新したのは、トライアンフのスタッフには自信になったでしょう。
5月末のイタリアGPでは、スカイ・レーシング・チーム VR46のニッコロ・ブレガ(カレックス)が、フリープラクティス2で300.6km/hという最高速をマーク! これはMoto2の歴史で初の「300km/hオーバー」の瞬間でした。
そして周知のとおり、第18戦マレーシアGPの結果により、トライアンフエンジン時代の初のMoto2王者となったのは、今年のMotoGP王者であるマルク・マルケス(ホンダ)の弟であるアレックス・マルケス(カレックス)でした!
まだ最終戦バレンシアGPが残っていますが、ぜひ今年のMoto2におけるトライアンフの貢献を振り返るビデオをご覧ください!
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