灯台のことを勉強させていただきました!
海路の道しるべ、である灯台・・・その最古のものは、エジプト・ナイル川河口のファロス島の灯台と言われています。2300年前(!!)ギリシャの建築家のソストラトスは、自分の名前を1文字1mくらいのサイズで灯台に記すこと、を条件に建造を請け負ったそうですが、金より名誉!! ということなんですね。
![画像: こちらは高さ138mで、50km先から見ることができたと言われる、ファロス島の灯台のイラストです。 en.wikipedia.org](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16781465/rc/2019/08/20/114ab0236722c9e42142202d643de948be2078e2_xlarge.jpg)
こちらは高さ138mで、50km先から見ることができたと言われる、ファロス島の灯台のイラストです。
en.wikipedia.org灯台の燃料となったのは大量の木材で、昼は木を燃やした煙で、夜は火の灯りで、海路を進む船舶にその位置を示したそうです。残念なことに、14世紀の大地震でファロス島の灯台は完全に倒壊してしまい、今ではその壮大な姿は拝むことがかなわなくなってしまいました・・・。
さて、ロシアで灯台サービスが始まったのは、帝政ロシア時代の1807年からとのことです。今回訪問したガモフ灯台は1901年に完成した石造の建築で、その建造はフランス人建築家が担当したそうです。その高さは22mで、1980年代に改装を受けてはいますがその床は建造時から一度も交換されていないとのことです。
![画像: 霧の多い極東ロシアの海の安全を、見守り続けてきたガモフ灯台。なおロシア語では灯台のことを「マヤク」と言います。ガモフ灯台は、マヤク・ガモフ・・・となります。日本語では麻薬はドラッグの意味だよ、というネタが今回の旅の間は定番の笑い話になりました。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16781465/rc/2019/08/20/e38fdbdf23ee6c20b58a6a6ddf2cb20fb9d7c6f0_xlarge.jpg)
霧の多い極東ロシアの海の安全を、見守り続けてきたガモフ灯台。なおロシア語では灯台のことを「マヤク」と言います。ガモフ灯台は、マヤク・ガモフ・・・となります。日本語では麻薬はドラッグの意味だよ、というネタが今回の旅の間は定番の笑い話になりました。
![画像: 長年潮風に晒されるも、それに耐えてきたガモフ灯台。灯台守の一族が、ずっと守り続けてきた建物です。色使いや意匠が、なかなかカワイイです。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16781465/rc/2019/08/20/4cb20d30e3583533b7db85ba32090cacd964ba6c_xlarge.jpg)
長年潮風に晒されるも、それに耐えてきたガモフ灯台。灯台守の一族が、ずっと守り続けてきた建物です。色使いや意匠が、なかなかカワイイです。
![画像: ペレストロイカから約30年ほど経った今、すっかり自由なヨーロッパの国っぽくなった極東ロシア沿海地方で、"ソ連っぽさ"を見ることができるのはこのような歴史的建築物や博物館の中だけ・・・になりました。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16781465/rc/2019/08/20/bfc828193f8e2a89eb2eb186f59e302abe214cb1_xlarge.jpg)
ペレストロイカから約30年ほど経った今、すっかり自由なヨーロッパの国っぽくなった極東ロシア沿海地方で、"ソ連っぽさ"を見ることができるのはこのような歴史的建築物や博物館の中だけ・・・になりました。
![画像: らせん構造の階段を上っていくと・・・。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16781465/rc/2019/08/20/63f39d6221ecda8c54e35d1b6d09f48f8b4bf233_xlarge.jpg)
らせん構造の階段を上っていくと・・・。
![画像: 複雑な構造の巨大なレンズが登場します! フィリップスと共同開発した特殊なレンズで、60km先からその灯りを見ることができるとのこと。現在は25年周期で交換する電球バルブが光源ですが、建造初期のころは燃料を燃やすランプがその役目を果たしていました。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16781465/rc/2019/08/20/b806cf44521d387fa0316a2c041d9aab4e27edb9_xlarge.jpg)
複雑な構造の巨大なレンズが登場します! フィリップスと共同開発した特殊なレンズで、60km先からその灯りを見ることができるとのこと。現在は25年周期で交換する電球バルブが光源ですが、建造初期のころは燃料を燃やすランプがその役目を果たしていました。
行きはコワイコワイ、帰りもコワイ?
さて、歴史的建造物であるガモフ灯台見学を楽しんだ我々一行ですが、見学を終えた後の堀田さんと堀内さんの2人はちょっとブルーな表情・・・。かなり苦労した往路のオフロードを、同様に帰路も走破しないとヴィチャジの宿に帰投できないのですから・・・。
![画像: ヴィチャジの宿まで、約9kmほどのハードなオフロード走行をこなさないと帰れません!](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16781465/rc/2019/08/20/c0c07b77d3ea9df1455e41616c3ce5bdc595640f_xlarge.jpg)
ヴィチャジの宿まで、約9kmほどのハードなオフロード走行をこなさないと帰れません!
それでもなんとか、無事夕方には宿に到着! 堀田さんは悪路走行を経た車両のチェックに早速取り掛かりました。ウラルに関する技術的な話題が豊富な氏のブログが、日本中のウラル乗りから注目されるくらい、堀田さんはメカに精通した人物でもあります。マメなチェックは、トラブル予防の基本です。素晴らしい心がけを、お手本にしたいですね! (続く)
![画像: 側車側のドラムブレーキの点検をする堀田さん。なお氏のウラルは、2013年型のキャブレター(ケーヒンCVK)モデルです。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16781465/rc/2019/08/20/b5586b2527c64f5faa587fc7fbaebd8f3673e6c0_xlarge.jpg)
側車側のドラムブレーキの点検をする堀田さん。なお氏のウラルは、2013年型のキャブレター(ケーヒンCVK)モデルです。
![画像: この日の晩御飯は・・・カニ!!!!! そして・・・](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16781465/rc/2019/08/20/13731453aecfb1432c70626e0ebd86e874926a65_xlarge.jpg)
この日の晩御飯は・・・カニ!!!!! そして・・・
![画像: 当然ミョウバン無使用の、超フレッシュなウニィィィィ〜!!! ←興奮状態。意外? なことに、こちらでも日本みたいに白飯を炊いて食べる文化があり、この日の食卓にも炊きたてのご飯が並びました。そして有難いことに、チューブの練りわさびもありました・・・これはウニ丼作るっきゃないでしょ! ということで、日本人3名はDIYウニ丼を食べることに専心することになりました(すみません、作る&食べるに熱中して、その完成品の写真撮り忘れました)。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16781465/rc/2019/08/20/09b1240363c5ebc0d8411e384de1432f91fdb827_xlarge.jpg)
当然ミョウバン無使用の、超フレッシュなウニィィィィ〜!!! ←興奮状態。意外? なことに、こちらでも日本みたいに白飯を炊いて食べる文化があり、この日の食卓にも炊きたてのご飯が並びました。そして有難いことに、チューブの練りわさびもありました・・・これはウニ丼作るっきゃないでしょ! ということで、日本人3名はDIYウニ丼を食べることに専心することになりました(すみません、作る&食べるに熱中して、その完成品の写真撮り忘れました)。
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