真剣に最高のバイクだと思う。ホンダらしい独自性もあって、技術もあって、スタイルもいい。だけど、たったひとつだけ、X-ADVには『こうなって欲しい!』って要望があるんです!

期待以上!? X-ADVのコーナリング!

画像1: 期待以上!? X-ADVのコーナリング!

そして、感想として……予想の3倍スゴかった!

X-ADVはホンダ独自のオートマチック機構DCTを搭載してますけれど、その前に……

コーナーへのアプローチがすごい!?

ほとんどロードスポーツと走らせ方が同じ……ニーグリップするタンクがないのが最大の違いです。

画像2: 期待以上!? X-ADVのコーナリング!

フロントブレーキを使って荷重を掛けてのコーナー進入。

ブロックパターンですから調子に乗りすぎるとタイヤのほうが先にブレイクするイメージです。

それくらいにギリギリまでフロントを使って押し込んでいける。

でも柔らかく感じるフロントタイヤが「ここより先は危ないよ!」っていうインフォメーションをきちんとライダーに伝えてくるから、安心感もあるんです。

NC750Xと同系エンジン

画像1: PHOTO/Honda

PHOTO/Honda

そしてエンジンがこれまたイイ!

基本は大人気のNC750Xと同じなんですが、X-ADVはかなりエキサイティングな味付けに変更されています。

NC系と同じエンジンだとは信じられないくらい……。

パワーモードをS(スポーツ)のいちばん元気なやつに設定すると、スロットルオンで弾けるように加速します。

そして、このときに車体が負けないのも感動ポイント!

画像1: NC750Xと同系エンジン

軽量化された新設計のアルミスイングアームのおかげもあると思います。

きちんと走りのためにコストをかけた設計がされているんですね。

画像2: PHOTO/Honda

PHOTO/Honda

裏側はこういう感じで肉抜きされてます。

前側も中空なので軽い。

だけど剛性感は充分。リアサスペンションがきちんと動いているのがわかりやすいんです。

画像2: NC750Xと同系エンジン

だから、不安がない。

ライダーの操作による荷重が作りやすいんです。

自分の限界まで深くバイクを寝かせて、そこから恐れずに加速態勢へ。

バイクにある『スロットルを開けて走る快感』がX-ADVはぎっしりなんですよ!

画像3: NC750Xと同系エンジン

その自信を後押ししてくれるのは、トラクションコントロールが標準装備だからっていうのもあります。

万が一、後輪がパワーに負けてもコイツが止めてくれる。

砂利道などの滑りやすい路面で、車体をまっすぐにしたまま感覚を予習しておくと、さらに信頼感が出ます。

ニーグリップしたい(笑)

不満というか……ここまで素晴らしくロードスポーツとして走ると、ニーグリップしたくなる気持ちが出てきます。

でも燃料タンクはシートの下ですからね。

その構造が重心をギュッと車体のセンターにまとめて、このハンドリングが生まれていることは理解できます。

でもニーグリップしたい。ライダーの人情として(笑)

それができたら、もっと楽しいんじゃないか!? って思っちゃうからです。

画像: ニーグリップしたい(笑)

個性派スタイルに加えて。この走りの素晴らしさ!

見た目も良くて、性能もいいなんて最高じゃないですか!?

なんかベタ褒めですみません。

でも本心なのでご容赦ください……これホント欲しい。

でも、これだけベタ褒めしてるのに、実際には買ってないです。

その理由が、X-ADV最大のネックじゃないかとボクは思っています。

後編/X-ADVとアフリカツインを比べるのって変ですか?

それは124万円という価格なのです……そのあたり、後編でちょっとお話させてください。

もしX-ADVが100万円以下で買えたら?

万が一、90万円とかになっちゃったら!?

ちなみに余談ですが、X-ADVって、すごくパワーが出ているのに燃費もすごくてビックリでした!

こちらからどうぞ。

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