原付二種のメリットって?
PCXに限った話じゃないですけど、原付二種125ccは2段階右折も時速30km制限もありません。
しかも原付二種のAT免許は今や最短二日で取れるので、乗り始めるための敷居も低い。
これからバイク免許を取るなら参考にしてね!
そういう法律的なメリットがありますが……やはりいちばん気になるのは『維持費の安さ』でしょう!
維持費はどれくらい違う?
まず軽自動車税が毎年2400円。
そして自賠責保険が2年で9950円です。
※金額は2019年5月現在
この1万2350円は固定で掛かります。まぁ、これは仕方ないとしましょう。
しかし任意保険、ここが“ものすごく"違うんです!
任意保険はその名の通り『任意』なので加入は義務じゃありません。
でも、これだけは絶対に入るべき保険。
排気量を問わずバイクに乗るならば、必要案件だと考えてください。
でもバイクの任意保険はけっこう高い(泣)
特に21歳以下だと(人によって差はありますが)、125ccでも年間5万円を超えるケースがわりとあります。
ところが……例えば家族の自動車保険のファミリーバイク特約の場合だと、(あくまで一例として)ボクの場合は年間で3000円以下の保険料でした。
実体験として、ファミリーバイク特約の安さには本気でビビった。
しかも、家族の中で何台125cc以下のバイクを持っていても保険料は同じ値段らしいです。
……これ圧倒的すぎでしょ(笑)
ちなみにPCX150の場合は、250ccと同じ扱いの任意保険になるので、特に21歳以下だと年間保険料が10万円を超えるケースもザラです。
そしてPCXのお値段!
税込で34万2360円でございます!
同じく125cc枠として扱われるPCXハイブリッド43万2000円との差は8万9640円。
ざっくり9万円も安い。
維持費はPCXとPCXハイブリッドの場合は同じだけど、初期投資額がけっこう違いますよね。
続いてPCX150はABS無しモデルで37万3680円(ABS仕様は39万5280円)。
PCXとPCX150の価格差はABS無し仕様で3万1320円になります。
免許があって3万円くらいなら150cc……と思えるレベルですが、任意保険の額を考えると維持費がずいぶん違ってきちゃう訳です。
PCXがコスパ高すぎ?
乗って不満無し。
そのうえで現実的なことを考えると、やっぱりPCXってコスパが高すぎる。
改めて、それに気づいてしまいました。
走る、止まる、曲がる。
ホンダのクオリティですから、そこが完璧なのは言うまでもありません。
長めのストロークが確保されたリアサスペンションで乗り心地だって最高です。
シート下のラゲッジスペースは28Lもの大容量。
広々してて超便利だし!
手元のグローブボックスの置くには電源ソケットもあるから、スマホの充電だってできちゃいます。
もう便利さパーフェクトですね!
それでいて、このイケメンフェイスでしょう?
しかも、燃費まで良いときてる。
文句のつけようがないってものです。
これがPCX……原付二種の王様か!?
バイクって便利な移動手段だけれども、それだけじゃありません。
風を切って走る気持ちよさはクルマには絶対無いし、行動範囲を一気に広げてくれる。
そして走って出た先で、予想もしなかった感動とか、いろんな楽しいことに出会える。
ちょっと大げさかもしれないけど『自由をくれる乗り物』だと思ってます。
だから、それを選ぶときにおカネの話ばっかりしたくない。
でも、おカネのことだって大事だってわかってる。
維持費を気にしないならPCX150が絶対に良いです。
初期投資に余裕があるなら迷わずPCXハイブリッドにいきましょう。
だけど、すべての要素を含めての『素のPCX』は、こんなにもトータルの実力が高いんです。
スタイルも、性能も、おカネのことも、全部に満足。
ハイブリッドから150ccまで、こういうラインアップを揃えてくるホンダって本当にスゴいよなぁって思います。
ちなみにですけど、ボクはバイクならスクーターでもスポーツバイクでも、基本的にぜーんぶ大好き!
そんな“バイクが好きな人”のひとりとして、純粋に思ったのは……
『これ絶対、お買い得!』
ってこと!(笑)
これからバイクに乗る人も、ずっと長く乗ってる人も満足できる。
125ccスクーターの王様が、王様である理由を痛感です。
すごいよPCX。
ハッキリ言って……参りました!