2018年シーズンからスーパーGT GT300クラスにNSX GT3で参戦しているチーム『Modulo Drago CORSE(モデューロ ドラゴ コルセ』大津選手の無線&滑舌問題と道上選手のチョンマゲ騒動をご紹介。裏側での意外なくらいのアットホームさに驚き。(写真:井上雅行)

話すのはこの人:

画像: 飯田裕子自動車メーカーでOLをした後、フリーの自動車ジャーナリストとして駆け出し、そのキャリアは豊富だ。現在の仕事を本格的に始めるきっかけは、OL時代に弟(レーサー:飯田章)と一緒に始めたレース。その後、女性にもわかりやすいCar & Lifeの紹介ができるジャーナリストを目指す。独自の視点は『人とクルマと生活』。免許を取得した神奈川では“一人一台"、東京では“一家に一台"のクルマ生活を経験し、2年半の北米生活をはじめ海外のCar & Life Styleにも目を向けている。同時に安全とエコの啓蒙活動にも積極的に取り組んでおり、ドライビングインストラクターとしての経験も10年以上になる。 現在は自動車専門誌「Motor Magazine」を中心に雑誌、ラジオ、TVなど様々なメディアで様々なクルマ、またはクルマとの付き合い方を紹介するほか、ドライビングスクールのインストラクター、シンポジウムのパネリストやトークショーなど、活動の場は幅広い。

飯田裕子自動車メーカーでOLをした後、フリーの自動車ジャーナリストとして駆け出し、そのキャリアは豊富だ。現在の仕事を本格的に始めるきっかけは、OL時代に弟(レーサー:飯田章)と一緒に始めたレース。その後、女性にもわかりやすいCar & Lifeの紹介ができるジャーナリストを目指す。独自の視点は『人とクルマと生活』。免許を取得した神奈川では“一人一台"、東京では“一家に一台"のクルマ生活を経験し、2年半の北米生活をはじめ海外のCar & Life Styleにも目を向けている。同時に安全とエコの啓蒙活動にも積極的に取り組んでおり、ドライビングインストラクターとしての経験も10年以上になる。 現在は自動車専門誌「Motor Magazine」を中心に雑誌、ラジオ、TVなど様々なメディアで様々なクルマ、またはクルマとの付き合い方を紹介するほか、ドライビングスクールのインストラクター、シンポジウムのパネリストやトークショーなど、活動の場は幅広い。

モデューロ ケンウッド NSX GT3を駆りスーパーGT GT300クラスに参戦する大津選手の無線&滑舌問題が勃発

モデューロ ケンウッド NSX GT3を駆る『モデューロ ドラゴ コルセ』チームは、チョン・ヨンフン監督、ドライバーは道上龍/大津弘樹というのはご存知の方も多いはず。

筆者は2018年このチームを取材して、「なんてアットホームなチームなのだろう」とはじめはちょっと戸惑ったくらいだった。

日本で最も人気のあるレースの現場で戦っているのはドライバーのみならず、メカニックやエンジニアも含むプロフェッショナル集団だ。ところがテレビなどで映る緊張感バリバリのチームの雰囲気と普段はだいぶ違い、温かい。正確には私はそう感じ、用事もないのに何となく彼らのピットに足が向いてしまうようになってしまった。

表向きのチーム体制は前述のとおりだが、その裏は“チーム道上”。その全体をサポートしているのがチョン・ヨンフン監督とチームマネージャーの鈴木忍さん。お二人はチームのお父さんとお母さんのような印象がある。

そして2018年からこのチームに加わった今年25歳になる大津選手を育てるお兄さんのような存在が道上選手。

と言うと、道上選手(46歳)は「いやいや、お父さんですよ」という。いずれにしても、このチームは3名の大人がチームの要であり、レースの表舞台でも裏でも大津選手を見守り育てていることが会話の端々から伝わってくるのだ。

画像: 左・道上選手/右・大津選手

左・道上選手/右・大津選手

ちなみに、大津選手はカート出身のドライバーで全日本でのシリーズチャンピオン経験もあり、以降、フォーミュラマシンでも上位を走っていたフォーミュラ系のドライバー。そんな彼が昨年からスーパーGTに、このチームから参戦をスタートさせたのだ。

それまでと戦術もチームとのコミュニケーション方法も異なるため、大津選手はマシンのコントロール以外にも学ぶことが多い。そこで繰り広げられる様々な出来事がチームの父兄たちにとっては新鮮に映るようだ。そしてそんな大津選手にまつわる出来事をイジれるチームの温かい雰囲気が今の『モデューロ ドラゴ コルセ』チームにはうかがえる。

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