過去にLawrenceではさまざまなV型8気筒エンジンを搭載する自作車をご紹介してきましたが、こちらのデニス・フランツさんが作った"フランツ・フライヤー"は戦前期のアメリカンモーターサイクルっぽいデザインが魅力的な1台です!
ピストンはホンダ4ストローク50cc用を流用!
さて"フランツ・フライヤー"に搭載されるホームメイドのV8エンジンですが、いわゆるスーパーカブ系の39mm径ピストンを使っているようで、その総排気量は392ccとなっています。

エンジン単体での作動テストの動画より。キャブレターは1器で、8気筒に混合気を供給。点火系はディストリビューターを使っています。そのサウンドをぜひ、動画でご確認ください。
www.youtube.comHomemade air cooled v8 motorcycle engine, first start
youtu.be駆動方式はシャフトドライブ! なかなかの走りっぷりです!

始動方式はキック! 燃料タンクは戦前車ではおなじみ? の"フラットタンク"で、駆動方式はシャフトドライブ式。前輪はホンダ用リム、後輪はハーレーダビッドソン用リムの流用で、ともにサイズは21インチとのこと。
www.youtube.com
V8サウンドを奏でながら、駐車場内を走るフランツ・フライヤー!
www.youtube.comちなみに氏は、ホンダCB350Fourのシリンダー、シリンダーヘッドを使った694ccのV8も製作しているのですが、いわゆる既存パーツ合体方式のV8よりも、自作箇所が多いこちらのV8の方が興味深いですね(どちらも等しくすごい技術ではありますが・・・)。
動画でそのサウンドと走りを、ぜひチェックしてみてください!
v8 motorcycle
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