英国を代表する大メディア、BBCの報道によると、1990年代にエレクトロ/ハウスミュージックシーンで活躍したバンド「プロディジー」のフロントマン、キース・フリントが49歳で亡くなったそうです。モーターサイクル愛好家でもあった彼は、マン島TTを戦うライダーを支援したモータースポーツ愛好家でもありました・・・。

ミュージシャン、そしてレーシングチームオーナーとしても活躍!

1989年、英国人のキース・フリントはリアム・ハウレットと野外レイヴイベントで出会います。これが後に世界的なバンドとなる「プロディジー」の発火点でした・・・。彼らプロディジーが1997年に発表した「ザ・ファット・オブ・ザ・ランド」は、1990年代のテクノ・エレクトロの永遠の名盤として大人気を博することになりました。

そんな世界的なスターバンドのフロントマンだったキースですが、彼はモーターサイクル愛好家でもありました。2007年にはMotoGPを観戦するために、イギリスからスペインまでモーターサイクルでツーリングを決行! また自身も、草レースに参戦したりするほどのエンスージャストでした。

2013年末からはレーシングチーム、"チーム・トラクション・コントロール"の設立をプランニング。翌2014年から、英国スーパースポーツ選手権などに参戦を開始しています。

2015年のマン島TTでは、マン島TTで活躍するイアン・ハッチンソンをサポート! キャリアに終止符を打つレベルの大怪我から約5年ぶりに復帰し、この年3勝を記録しTTの主役となるハッチンソンの活躍の背景には、キース・フリントの"モーターサイクル愛"があったのです。

天国で安らかにお休みください・・・

過去Lawrenceでも、キース・フリントに関する記事は何度か紹介させていただきましたが、偉大なミュージシャン、そしてひとりのモーターサイクル愛好家の死が、誠に残念です。

BBCによると、キースはエセックス州にある自宅で死亡しているのを3月4日の朝、現地警察に発見されたそうですが、現時点では死因は明らかにされていません。

こちらはモーターサイクル、モータースポーツへの情熱を語るキースの動画です。天国で安らかにお休みください・・・。

画像: Keith Flint talks exclusively about his passion for endurance bike racing youtu.be

Keith Flint talks exclusively about his passion for endurance bike racing

youtu.be
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