ありえない。みなさんはご存知だろうか? 11月下旬に発売された最新NC750SはグリップヒーターだけでなくETC2.0まで標準装備して税抜だと69万円~だということ! 実質8万円くらいのパーツが標準装備って、ちょっと攻めすぎじゃないか!?

手応えのある安定性か、軽やかさか

画像1: 手応えのある安定性か、軽やかさか

フロントフォークにヘッドライトがマウントされているNC750Sのほうが、バンク中のフロントにどっしりした安定感を感じます。

ここは完全にライダーの好みでしょうね。

重いカウルがフレームマウントされることで、軽やか&ニュートラルなハンドリングのNC750Xか。

コーナリング中に確かなフロントの手応えを感じるNC750Sか。

ただまぁ、ワインディングというシチュエーションに限定するならNC750Sのほうが、安心してスポーティ感を楽しめるかも?と思ったのも事実です。

画像2: 手応えのある安定性か、軽やかさか

フロントフォークの動きは優しくソフトめ。

ここはSHOWA製のデュアルベンディングバルブが良い仕事をしてくれます。

乗り心地が良いだけじゃなく、ブレーキング中でも減衰力がきちんと発揮されている感じ。

急激な姿勢変化が抑えられるのが個人的にはありがたいです。走りが怖くないですから。

画像3: 手応えのある安定性か、軽やかさか

もちろんNC750Sはハードブレーキングうんぬん、というバイクではありません。

でもワインディングで楽しむには充分すぎるスポーティさも持っています。

そのあたり、やっぱりホンダ車に手抜きなんてありません。

画像4: 手応えのある安定性か、軽やかさか

エンジンのフィーリングとしては、NC750Xと基本的に同じ。

トルクで走るタイプですから扱いやすいです。

ただNC750Sは重量が3kg軽い。これが意外なほどに違うもんだな、と感じました。

S字コーナーでの左右の切替しなど、スッと滑らかに動く。

Xとの主な重量差はカウルの有無でしょうけど、車体上部にある3kgの重量物がないのは侮れません。

たかが3kg、されど3kg。

軽いって言うのはやっぱり偉いのでした。

コスパがスゴい、だけじゃない

画像1: コスパがスゴい、だけじゃない

どうやらNCシリーズ、特にNC750Sにおいてはコスパが良いことは、もう大前提みたいなものだと考えたほうが良さそうです。

画像2: コスパがスゴい、だけじゃない

だって普通にカッコいいでしょう? このシートの色使いとか。

ボクはこのシート、けっこう好き。安っぽさとかまるで感じません。

画像3: コスパがスゴい、だけじゃない

もちろんヘッドライトだって(コスパ王なのに!?)LEDですよ。

次はウインカーもLED化されたりしないかな?

まぁウインカーのLEDはカスタムでどうにでもなりますけどね!

画像4: コスパがスゴい、だけじゃない

そして最終的に思うのはコスパの先に何があるのか?ということでした。

ボクが感じたひとつの答えはそれが新車であるという事実です。

そのバイクが最高のパフォーマンスを発揮できる状態。

中古車には絶対に無い、まっさらで、各機関が最良のコンディションを持つのが新車なのです。

画像5: コスパがスゴい、だけじゃない

そして新車状態でないと感じられない走りのクオリティって、確実にある。

中古を否定するつもりはまったくありません。

ボクも中古車たくさん買ってるし(笑)

でも新車という状態でバイクを買えるなら、絶対に新車だと思っています。

画像6: コスパがスゴい、だけじゃない

その部分でNC750Sは数あるバイクの中でも偉大なのかもしれません。

夢じゃなく、現実として大型バイクの新車が75万円アンダーで買えるんだもん。

そして、その最良パフォーマンスが保証された状態から、どんなバイクライフを楽しむかはライダーそれぞれっていうものでしょう?

画像7: コスパがスゴい、だけじゃない

だからね、これだけは伝えておきます。

最初にコスパ大王とか言ったのは、ボク自身なんですけど……

『NC750Sはコスパだけじゃないんだぞ!』って、そう言いたい!

こういうバイク、あって良かった!

NC750S

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