125ccの本格スポーツとして最高に楽しいGSX-R125ですが、本当に上手いライダーが乗ったらGSX-R125ってどう感じるんでしょう? という訳で今回は、元GPライダーの中野真矢に乗せてみます。中野真矢のレベルでもGSX-R125って楽しいバイクなんでしょうか?

スズキGSX-R125を中野真矢が斬る!

画像1: スズキGSX-R125を中野真矢が斬る!

GSX-Rというのはスズキの最高峰スポーツバイクに与えられる名前ですが、最近、巷を騒がせている125ccの本格スポーツといえばGSX-R125でしょう。

3月の発売から、わたくしロレンス編集部キタオカを含め、乗った人みんなが「これ最高!」って感じているバイクです。

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でも、このバイクを「本当に上手いライダー」が乗ったらどう感じるのか?

本格派とはいえ125ccですから、最高出力はたったの15馬力にすぎません。上手い人には物足りないのか、そうではないのか。

そこで今回は、この人を召還してみました……

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中野真矢!!!

元GPライダーです!

今回はスズキの最新「GSX-R」を感じてもらうために、GSX-Rシリーズの頂点であり、スズキの最高峰であるGSX-R1000Rも用意してみました。

これ以上に腕の立つライダーなんて、現役レーサーを除けばそう多くは無いはず。

つまり、この人の感想なら間違いないだろう! っていう人選です。

感想をストレートにお届け!

画像1: 感想をストレートにお届け!

中野真矢の面白いところは、まずカッコいいバイクが何より好きっていうところです。

そしてスーパースポーツだけじゃなく、バイクは基本的に全部大好き。

感覚的にボクたち一般のライダーに近いんですね。

そんな彼は、まず近くにあったGSX-R1000Rに跨ってひと言……

中野「お、シート低い! いいな。まるでボクに合わせた仕様みたいじゃないですか?(笑)」

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中野真矢の身長は167cm。決して大柄では無いですし、上手い人にありがちな「走っている時は足なんて着かないから関係ないだろ?」みたいな無茶も言いません。

足着き性がすごく大事だってことを知っているんです。

中野「1000ccのスーパースポーツなのに両足がちゃんと着く。これはやっぱり安心です。ハンドルも低すぎないし、これ、すごくラクですね」

まずはGSX-R1000Rとの初対面は高評価だったみたいです。

GSX-R125は?

画像1: GSX-R125は?

そして、次にGSX-R125に近づく中野真矢。なぜか突然、表情が厳しくなりました……そして

中野「え? これ……こんなのよく作ったな……」

あまりに険しい顔で言うので一瞬ビビりましたが……バイクをじっくり360度ぐるっと眺めて……

画像2: GSX-R125は?

中野「すごい、これカッコいい。これって38万円くらいでしたっけ? だとしたら、かなりがんばってますよ」

GSX-R125は125ccとは思えないほどスタイリングがスポーティなのですが、どうやらそこがかなりハートに刺さった様子です。

中野「実を言うと今日までGSX-R125って完全にノーマークだったんです。失礼なんですけど、もっとアジアンスポーツな感じなのかと思ってました。全然違いましたね。この『良さ』はもっと積極的に伝えていきたいです」

画像3: GSX-R125は?

中野「メーターだって全然安っぽさがないし、前後ともウェーブディスクだし……よくここまでのクオリティで作りましたね。すごいな……これはすごい」

すごい、を連発でした。よし、どうやらGSX-R125の第一印象も良好です!

画像4: GSX-R125は?

中野「それにセパレートハンドル。これがカッコいいじゃないですか? セパハンはやっぱりトップブリッジより下についてないと!」

と言いながら跨る中野真矢。

中野「やっぱり125ccは軽いですね。これもいい!」

中野真矢はやはり元レーサーですから、特に車両の重量を気にします。そこでもGSX-R125は良い印象だったみたいですね。

どっちから乗ってもらおう?

画像: どっちから乗ってもらおう?

ここでひとつ問題が。最初にどっちを乗ってもらおうか? っていうことです。

GSX-R125が先か、最高峰のGSX-R1000Rが先か。

どっちから乗りたい?って聞いてみたところ……

中野「どちらでも! 実はボクGSX-Rって過去にまったく乗ったことないんです」

え? マジですか?

中野「なぜか縁がなくて……GSX-Rはいいぞ?って話にはよく聞くんですけどね、今回が初めてだからどっちも楽しみです(笑)」

そういうことならまず、最先端のGSX-Rとはこれである!ということを知ってもらわねばなりません……

GSX-R1000Rが先行に決定!

GSX-R初体験!

画像1: GSX-R初体験!

ということでまずは人生初のGSX-R1000Rに乗ってもらいます。

いろんなメーカーのスーパースポーツを乗っている中野真矢ですが、スズキの最高峰をどう感じるのか?

ちょっとドキドキです。

画像2: GSX-R初体験!

パワーモードの切替とトラクションコントロールの操作だけ説明しました。

GSX-R1000Rは最近のスーパースポーツには珍しいくらい電子制御の操作がシンプルですからレクチャーも1分で終わり。

画像3: GSX-R初体験!

これも良い部分だと思ってもらえたみたいです。

中野「レースでもするんじゃなければ、一度、自分に合ったセッティングが見つかれば、そこからあんまり変えませんからね」

わかります。複雑すぎて使い方を覚えるのもひと苦労、なんていうバイクも昨今は珍しくないのですから。

GSX-R1000Rの感想は?

画像1: GSX-R1000Rの感想は?

ちなみに今回の試乗は一般公道オンリーです。

サーキットテストも考えましたけど、世の中のライダーの大半は公道でバイクを楽しむものですからね。

それに彼はちゃんと常識的な走りで楽しむことを心得ています。だから、ボクたちみたいな普通のライダーにも参考になると思うんです。

画像2: GSX-R1000Rの感想は?

とはいえ上手い……なんというか走る姿が美しい……ライディングフォームに惚れ惚れします。

ひとつひとつ、確かめるようにGSX-R1000Rを走らせていました。

画像3: GSX-R1000Rの感想は?

中野「このバイクは“素”がいいですね。エンジンは低速から力があるけど、パワーが完全にコントロールされてる印象です。オートシフターもすごくいいし、スロットルの開け閉めで、車体の姿勢が不安定にならない……ハンチングが絶妙に無いんです。ハンチングが強いと全然曲がれないですから。ボクはけっこうそこを気にするんですけど、GSX-R1000Rはそうとう真面目に作られていますね」

ひととおり乗って、GSX-R1000Rの最初の感想がこれ。そして……

画像4: GSX-R1000Rの感想は?

中野「あとはフルパワーのAモードが公道でも使えて、楽しめることに驚きます。でも、ボクはBモードの余裕がすごく良いと感じました。良い意味で“間”があって、最終的にスポーティに楽しめる。それにライディングポジションが緩やかだから、ツーリングにも行けるかなって思える。これもけっこう大事なことです!」

画像5: GSX-R1000Rの感想は?

中野真矢は基本的にエンジン好きです。特に4気筒エンジンが大好きなんですが、GSX-R1000Rのエンジンはかなり気に入った様子でした。

画像6: GSX-R1000Rの感想は?

中野「でもキャスター角がすごく立ってて、そこは上級だなと思いました。クイックに曲がります。かなりフロントが近く感じますね。ブレーキで高い負荷をかけると、すこしノーズダイブが強い。サーキットに持ち込むなら、フロントのサスペンションのセッティングを調整したくなると思います。そうしたらサーキットだと普通になると思う。」

画像7: GSX-R1000Rの感想は?

ちなみに、スズキのスポーツバイクは特徴として、伝統的にキャスター角が立っていて、ステアリングダンパーありきで設計されると聞いたことがあります。

GSX-R1000Rは電子制御ステアリングダンパー装備。他との違いを明確に把握するセンサーはさすが元プロライダーです。

中野「スズキのGSX-R1000って、このモデルで7~8年ぶりのモデルチェンジだったんですよね? その間にスズキはmotoGPに復活していますけど、そういうテクノロジーがちゃんと入ってる。そうじゃなきゃ、久々のモデルチェンジでこんなに進化しないはずです。」

次はGSX-R125!

画像1: 次はGSX-R125!

そして、GSX-R125の登場です。200馬力級のGSX-R1000Rに乗った直後に15馬力の125ccに乗る。

これには一抹の不安もありました。

GSX-R125はすごく良いバイクですが、ABS以外の電子制御なんてありませんし、パワーもなければ豪華パーツで完全武装している訳でもない。

先に125に乗せておくべきだったか? と思いましたが、いまさら仕方ありません。

画像2: 次はGSX-R125!

準備を整えて試乗に出る中野真矢を見送ります。

そして戻ってくるのを待つのですが……なかなか戻ってこない……

GSX-R1000Rの時よりも戻ってきません(汗)

画像3: 次はGSX-R125!

そしてようやく戻ってきたと思ったら、バイクを降りてからもヘルメットも脱がずにGSX-R125のまわりをぐるぐる回って、再び眺めてました。

この日は36度越えの真夏日。暑いからヘルメット脱いでいいですよー?と声をかけると……

画像4: 次はGSX-R125!

中野「よく出来てるコレ! 乗ったら笑顔になる。良いバイクは、やっぱりそれが基本ですね!」

と、ヘルメットの中でこの表情! やったぜGSX-R125!?

中野「すごいですよ。基本が全部詰まっています。これがちゃんと乗れない人はGSX-R1000Rは乗れないでしょうね。ポテンシャルを引き出せない。GSX-R125は軽いから自分がシートのどこに座るか、ステップへの荷重をどうするかを考えて乗るんです。腕の力もちゃんと抜いて……うまく決まると、いきなりすごく曲がるようになる」

画像5: 次はGSX-R125!

中野「それにエンジンも上まですごく回りますね。こんなに回して大丈夫かな?って思うほどに回るんです。しかも単気筒エンジンなのにハンチングが出ない。ここは、さっきのGSX-R1000Rにつながるものを感じました。なんちゃってレプリカじゃない。同じグラフィックを採用してるだけはあります。同じバイク、GSX-Rとして成立しています」

なんだかGSX-R1000Rの時以上に中野真矢が興奮しています。っていうか嬉しそう!

画像6: 次はGSX-R125!

中野「ギアチェンジの節度とかブレーキフィーリングも同じ。GSX-R1000Rをほどよくスケールダウンしたような感じなんです。随所にこだわりがある……スズキがここまでやるとは…不勉強で本当にノーマークだったんですが、これは……欲しくなるバイクですね」

やっぱり上手い人が乗ってもGSX-R125ってそう思うんだ! とわかってひと安心(笑)

しかし、あまりにベタ褒めなので逆に聞いてみたくなりました。

なにか気になる部分はありましたか? という質問です。

画像7: 次はGSX-R125!

そこで中野真矢が、ちょっとびっくりしたような顔をしました。

中野「そういえば、無い……ですね。特に気になった部分がひとつも無い。もちろん1000に比べてパワーが……とか、ブレーキが……というのはありますよ。でもそれがすべて許せる。大型バイクに乗った後にすぐ乗って、すべてが許せる。何の違和感も無いというのが、やっぱりいちばんなのかもしれません」

これを聞いた瞬間は、GSX-R125って本気でスゴいと思いました。

画像8: 次はGSX-R125!

元プロライダーが乗って「楽しい!」って言ってくれるだけでもスゴいのに、悪く感じた部分がひとつもないって……それって、ものすごい高評価じゃないでしょうか?

中野「ここまで遊び心のあるバイクは他になかなかありませんよ。こういうのはイタリアンメーカーにしかできないと思っていましたが、スズキがそれをやってくれるとは!」

画像9: 次はGSX-R125!

中野「マフラーもメガホンタイプでちゃんとデザインされてます。正直、最近のバイクはどこを目指しているのかわからないと感じることもあったんですが、これは方向性がハッキリしています。エンド部分の処理もこだわってますね」

画像10: 次はGSX-R125!

中野「それと、このダクトです。跨った時に下に見えるんですが、それがカッコいい! ショーバイクみたいです。あとはスプロケットカバーがスゴいんです。こんな凝ったデザインのスプロケットカバーなんて見たことありませんよ」

画像11: 次はGSX-R125!

ここまでの高評価をGSX-R125が獲得するとは……気に入ってもらえると嬉しいとは思っていましたけど、予想をはるかに超えてきました。

なんだかGSX-R125を中野真矢がいたく気に入ってしまったようで、変な話ですが、すこし悔しい気分になってしまい(笑)もういちどGSX-R1000Rに乗ってもらうことにしました。

高速道路へGO!

画像1: 高速道路へGO!

高速道路はいかにGSX-R125が良いバイクでも排気量が125ccである以上、乗れません。

ここはGSX-R1000Rの独壇場です!

さぁ、改めてGSX-R1000Rはどうでしょう?

画像2: 高速道路へGO!

中野「結果的に高速に乗ってみて良かったです。さっき感じた“良さ”が余計によくわかりました。スロットルの開け閉めが本当にいいですね。それに高速域ですごく安定感が出てきます。直進安定性もすごくいい。このバイク、GSX-Rは一般道を走ることにすごくこだわりを感じるんですよ。スーパースポーツとしては快適な乗車姿勢も、足着き性もUターンのしやすさも、最低限のところは全部押さえてる。ちゃんと人が乗って、走ってテストしているんだろうと感じます。そうでないと、こうはなりませんよ」

GSX-R=公道で走るスポーツ

画像1: GSX-R=公道で走るスポーツ

125も1000も、中野真矢にとってははじめてのGSX-R。

こんなに楽しんでもらえるならサーキットも走らせれば良かったかな、と試乗後にすこし思ったのですが……

中野「いや、今日は公道で良かったと逆に思っています。最近はサーキットでの走りしか見ていないバイクも増えています。逆に言えばサーキットに持ち込めば、セッティングなんかもある程度、どんなバイクも揃ってきちゃうんです。だけどGSX-Rっていうバイクは公道で走ることにも強いこだわりがあることを感じられましたから」

画像2: GSX-R=公道で走るスポーツ

中野GSX-R1000はいいぞ、って聞いていた、その理由がわかったように思います。スーパースポーツでサーキットで良いタイヤを履いて、ハマると速いっていうだけじゃないんですね」

画像3: GSX-R=公道で走るスポーツ

中野「でもやっぱり驚いたのはGSX-R125です。この排気量のスポーツバイクとして本当にうまくまとめてあります。13000回転も回るエンジンもすごいし、スロットルのオンオフなどバランス感が1000と同じ。(重量が)軽いぶん色々と試せて、テクニックが全部つまっているんです。これまで色んなバイクを乗ってきた人が乗っても趣味として楽しいでしょうし、もちろん初心者だって楽しめます」

画像4: GSX-R=公道で走るスポーツ

そして最後に中野真矢が、もう一度言いました。

中野「2台ともGSX-R。125にも同じカラーリングが採用されているだけはあります。ハンパないですね、GSX-R125!」

中野真矢も絶賛!?

みなさん、これがGSX-R125っていうバイクなんですよ!

GSX-R125は「乗ったらみんな笑顔になる」バイクです!

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