SBK(世界スーパーバイク選手権)のドイツラウンドは、ラウジッツリンクで開催されました。今回はレース1、2の1-2位を、同じライダーが獲得しました。

焦点はランク2位争い・・・?

今回を含め、SBKも残り5ラウンド。前年度王者のジョナサン・レイ(カワサキ)が今期も昨年度同様大量リードでランク首位をキープし、ランク2位をレイの同僚のトム・サイクスとドゥカティのエースであるチャズ・デイビスが争う・・・という展開になっています。

ドイツラウンドで輝いたのは、昨年もこのラウジッツリンクで優勝したデイビスでした。レース1はポールポジションのサイクスをかわした2周目からトップに浮上。デイビスを追ったのは王者レイでしたが、デイビスは終盤にタイヤが終わったレイを置き去りにして圧勝しました。

レース2はマルコ・メランドリ(ドゥカティ)が4周目まで、それを抜いたレイが10周目まで先頭を引っ張りましたが、11周目以降首位に立ったデイビスがダブルウィンを達成! ただ、いずれのレースもレイが2位に入ったため、デイビスが詰めることができたのは10ポイント・・・やはり今期もレイが王者になりそうですね。

画像: 今年のSBKは、T.サイクスとJ.レイのカワサキファクトリーと、C.デイビスとM.メランドリのドゥカティファクトリーの激突という展開になっています。 www.worldsbk.com

今年のSBKは、T.サイクスとJ.レイのカワサキファクトリーと、C.デイビスとM.メランドリのドゥカティファクトリーの激突という展開になっています。

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次戦ポルトガルラウンドは、9月15〜17日に開催!

ドイツラウンド終了時点で、ランキング首位はレイの381ポイント。続いてサイクスが311で、3位にデイビスが276ポイントで追いかけています。昨年度はシーズン終盤怒涛の連勝でランク2位争いを盛り上げましたが、レイがサイクスに順位を譲るチームプレーでサイクスがランク2位を獲得しています。なんか、今年も同じような展開になりそうな気がしますが、残り4戦の行方に注目しましょう!

SBKドイツラウンド 決勝結果
レース1
1:C.デイビス ドゥカティ パニガーレR Aruba.it Racing - Ducati
2:J.レイ カワサキZX-10RR Kawasaki Racing Team
3:T.サイクス カワサキZX-10RR Kawasaki Racing Team
4:M.メランドリ ドゥカティ パニガーレR Aruba.it Racing - Ducati
5:L.キャミア MVアグスタ1000 F4 MV Agusta Reparto Corse
6:A.ローズ ヤマハYZF-R1 Pata Yamaha Official WorldSBK Team
レース2
1:C.デイビス ドゥカティ パニガーレR Aruba.it Racing - Ducati
2:J.レイ カワサキZX-10RR Kawasaki Racing Team
3:M.メランドリ ドゥカティ パニガーレR Aruba.it Racing - Ducati
4:T.サイクス カワサキZX-10RR Kawasaki Racing Team
5:A.ローズ ヤマハYZF-R1 Pata Yamaha Official WorldSBK Team
6:L.キャミア MVアグスタ1000 F4 MV Agusta Reparto Corse

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