CBとは何か。CBとはスーパースポーツである。スーパースポーツとは何か。それは他を圧倒する高性能である。ナンバーワンである。他には真似出来ないハイメカニズムである。そんなCBの名を受け継ぐ名車の物語から、今回はCB750FOURを紹介したいと思います。

世界GP完全制覇のノウハウを市販車に

画像: 1969(オートバイ Classics©モーターマガジン社) www.motormagazine.co.jp

1969(オートバイ Classics©モーターマガジン社)

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日本、いや世界の2輪車史上、最もエポックメーキングな存在の一台として認知されるのが'69年デビューのCB750FOURだ。どうしても敵わなかった欧州の二輪車メーカーに対して、国産車が初めてリードしたばかりか、その後のスポーツモデルの形態に大きな影響を及ぼした功績は測りしれず、間違いなく〝名車〞の一台として歴史に名を残す存在である。

1959年からマン島TTレースに挑戦を開始したHONDA。そのレースで好成績を収めた技術をフィードバックして開発した市販車が、一瞬のスピードこそ、海外で広いシェアを誇っていたトライアンフやノートンなどに勝るとも劣らない奮闘を見せるも、精神面、そして耐久性で勝る事ができなかった。
その事から、当時の社長であった本田宗一郎氏の至上命として、開発を開始したこのモデルは、現在でも多くのファンに愛され続けているのです。

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