最速タイムはまたもM.ビニャーレス(ヤマハ)が記録!
風が強い場所、で知られてるフィリップアイランドですが、今回のテストも強風に悩まされたライダーが多かったみたいです。そんな中、3日間のテストで最速だったのは、今季ヤマハ新加入のマーベリック・ビニャーレスでした!
2番手、3番手はホンダファクトリーのマルク・マルケスとダニ・ペドロサ。ホンダはいまのところ、外観からすぐわかるような「空力」フェアリングを使っていませんが、それでもタイム的には好調そうに思えますね。
4位は、ヨナス・フォルガー(ヤマハ)、5位はカル・クラッチロー(ホンダ)とサテライト勢が躍進! 6位はスズキ新加入のアレックス・リンス。7、8位はドゥカティファクトリーのアンドレア・ドビツィオーゾとホルヘ・ロレンソ。なお、注目のバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)は11位でした・・・。
好成績を残せば、クールなフォルムに見えてくる・・・のかな?
タイムはあくまでテスト段階・・・ということで、個人的に一番気になったのはスズキの新型フェアリングでした。
MotoGPファンで、ウイングレット廃止を望んだファンの多くからは「カッコ良くない」という意見が出ていました(あと、突起物であるウイングレットの安全性への心配とか)。今年からは廃止、ということで、ダウンウォースを得るための新型フェアリングを各チームは試しているのですが、スズキのこの新型フェアリングは、効果はさておき「カッコ悪い」と思いました。※個人の感想です?
でも、もしスズキがこの新型フェアリングを実戦に使用するようになって、勝ち星をガンガン積み上げるようになったら、「速いマシンは美しい」ということで、カッコ良く見えてくるのかも・・・しれませんね?
なおアプリリアも今回のテストは、新型フェアリングを投入しています。こちらはスズキに比べると、まだスマートなフォルムに見えますね。
次のテストは3月のカタールで行われますが、今度はどんな形状のフェアリングが登場したりするのか・・・楽しみに待ちたいです。