いつまでも色褪せないという言葉が最も当てはまるモデルではないだろうか。バイクの形には大きな「流れ」があり、レーサーレプリカ、テールの上がったネイキッド、アメリカンといったジャンルの中で個性を競い合っている感があるのは否めない。だが、カタナはそんな「作り手の意志とは関係のないところで勝手にカテゴライズしようとする思惑」さえも拒絶する。カタナはカタナ以外の何者でもない。バイクの事を全く知らない人が見ても、古くさいとは感じないだろう。
 Mr.Bike BG 2017年 3月号より抜粋

一時代を築き、現在も多くのファンが心を寄せるスズキ空冷4バルブ4気筒モデルの一つ、カタナ

画像: 2000 SUZUKI GSX1100S SY 撮影:鈴木広一郎・協力:ユニコーンジャパン

2000 SUZUKI GSX1100S SY 撮影:鈴木広一郎・協力:ユニコーンジャパン

仮にこのフォルムに最新の水冷エンジンを載せても、現在のマシンとして通用するのではないだろうか。 GSX1100Sは80年代に突然登場した。フレームの上にタンク、シートが載るというスタイルではなく、エンジンとフレームに 添うように配されたボディワーク。 単体でも美しいが人車一体となった塊の姿も美しい。

エンジンは現代のように軽〜く回るタイプではない。太いトルクがゾワゾワした感触を伴って立ち上がり、大きめの振動と独特なサウンドが包み込んでいく。フロント19インチの車体は適切なトレールによりフロントから上手く回頭してくれ軽快。あとはリアで立ち上がり...。 70年代以降からのバイクを体感してる人にとっては、特に古いとは感じさせない楽しさがあるはず。姿も走りも「無くなってほしくない」モデルなのだ。

This article is a sponsored article by
''.