ゼロ・エミッション車で競われる、マン島TTのTTゼロクラスで3連覇中の無限が、今年もマン島TTに参戦することを公表しました。首尾よく連覇記録を更新することができるか? 無限のチャレンジをみんなで応援しましょう!

今年のマシン名は・・・神電 六!

無限の作る電動レーサー、「神電」がTTゼロクラスを初優勝したのは参戦3年目の2014年のこと。「神電 参」に乗るジョン・マクギネスとブルース・アンスティが、見事1-2フィニッシュを達成しました。翌2015年は「神電 四」を駆るマクギネスが2連勝。アンスティがこれに続き、2年連続の1-2を決めました。惜しくも120mph突破というチームが掲げた目標には及びませんでしたが、119.279mph(約191.961km/h)という記録は、前年度の記録を更新する立派な成績でした。そして昨年は「神電 伍」に乗るマクギネスがトラブルで出遅れたこともあり、チームメイトのアンスティが自身初のTTゼロ勝利を達成しています。

画像: 2016年のマン島TT・TTゼロで勝利したニュージーランドの英雄、ブルース・アンスティと無限 神電 伍。平均時速118.416マイル(約190.57km/h)を記録しています。 ecyclegarage.com

2016年のマン島TT・TTゼロで勝利したニュージーランドの英雄、ブルース・アンスティと無限 神電 伍。平均時速118.416マイル(約190.57km/h)を記録しています。

ecyclegarage.com

参戦体制は「東京モーターサイクルショー2017」で発表!

昨年まで、TTゼロクラスにおける無限のライバルはヴィクトリーくらい・・・でしたが、ポラリス・インダストリーズはヴィクトリーブランドの廃止を先日公表しました・・・。はたして今年のTTゼロ参戦はどうなるのか・・・ちょっと気になります。残るインディアンブランドを使って、TTゼロにチャレンジするとなると、インディアンの名としては1911年以来のTT優勝を目指しての参戦となるので、それはそれで興味深いですが(妄想?)。

そしてもうひとつ気になるのは、今年のライダーに誰を起用するのか・・・ですね。例年どおりマクギネスとアンスティ・・・TTを代表するふたりの名手を起用するのか、それとも新しく・・・例えば話題のガイ・マーティンを起用したりするのか・・・とか? 今年の参戦体制と「神電 六」は、3月に東京ビッグサイトで開催される「東京モーターサイクルショー2017」で発表されるとのことなので、楽しみにその日を待ちましょう!

画像: 【The Isle of Man TT】 SHINDEN GO Promotion Movie youtu.be

【The Isle of Man TT】 SHINDEN GO Promotion Movie

youtu.be
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