メインフィーチャーは、M.ダンロップとJ.マクギネス!
英国が生んだスターライダー、バリー・シーンを讃えてその名を冠した「バリー・シーン・メモリアル・トロフィー」は、1950年代のGPロードレーサー及びクラブマンロードレーサーで土日2日間の総合順位を競うヒストリック・ロードレーシング・イベントです。
今年度は雨模様の初日を、な・・・なんとチャーリー・ウィリアムス/マイク・ファレル組の駆る1933年型!ラッジTTR(空冷500cc単気筒OHV4バルブ)が優勝。快晴の2日目は1953年型マンクスノートンに乗るジョン・マクギネス/グレン・イングリッシュ組が優勝しました。この勝利はマン島TTレジェンドのマクギネスにとって初のグッドウッドでの勝利でした。現在、最強のTTライダーのひとりであるマイケル・ダンロップはふるわず・・・の結果でしたが、来年度のリベンジに期待ですね。

私のマブダチ(←死語)、ノートン・ツイン・スペシャリストとして世界的に著名なミック・ヘミングスは、ノートン・ドミレーサー(空冷500ccツイン・OHV2バルブ)で参戦!
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土曜日の初日は・・・あいにくの雨模様でした。
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現役マン島TT最多勝のJ.マクギネス。ダイエットに成功したら、無限が電動TTレーサーの「神電」をマクギネスにプレゼントするというニュースがありましたけど、その約束はなかったかのような? 相変わらずのこの体型に、ひとりのマクギネス・ファンとしては嬉しいです(笑)。
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シートをおさえて、スターターでの始動をアシストするM.ダンロップ。
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レースはルマン式スタートを採用。途中でピットインし、ライダー交代をするルールです。
www.youtube.comう〜ん、私も出てみたい! まぁ叶わぬ夢ですけど・・・(涙)
昨年春に鈴鹿サーキットで開催された、鈴鹿サウンド・オブ・エンジン2015の会場で、世界ロードレースGPやマン島TTで活躍した英国の名手、チャス・モーティマーさんたちとひょんなきっかけから仲良くなったのですが、そのときに「マンクスでレースしてるなら、今度グッドウッドに来て、チャスと組んでバリー・シーン・メモリアル・トロフィーに出れば良いよ!」なんてことを言われました。
もしもそんな素敵なことが実現するのなら、それはクラシックバイク乗り冥利につきるなぁ・・・でも英国の上流階級の空気漂うグッドウッドのパドックに、私のような平民の日本人がいたら「チャスの隣にいるアジア人は何者だ・・・」とジロジロ見られそうでビビりそうだなぁ・・・と妄想をしばし楽しみましたが・・・それは見果てぬ夢ですね・・・(苦笑)。

1台数百万円・・・なかには1,000万円オーバー!の名車が、そんなのカンケーねぇ〜と言わんばかりに全開バトルを繰り広げます!
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当時のフンイキ・・・を再現した、パドックやピットのオシャレ感も、グッドウッドの欠かせない魅力です。
youtu.beレベルの高い英国のヒストリックロードレースで戦う常連や、チャンピオン含む元GP&TTライダーと一緒に走っても、ドンケツ争うをすることになるのは必至(苦笑)ですが、ホンネを言えば死ぬまでに一度この舞台で走ってみたいです。
・・・と、妄想の続きに耽りつつ、この良編集のビデオを楽しませてもらいました。みなさまも、この素晴らしいグッドウッドの世界観をご覧になってみてください!
McGuinness v Dunlop | TT legends battle at Revival
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