この連載では、モーターマガジン社出版「月刊オートバイ【別冊付録】不朽の日本車102年史」より、日本を作り上げた歴史のオートバイを振り返っていきます。
日本の歴史1909年産声をあげた日本最初のオートバイ、島津NS号から2011年モデルまでじゃんじゃん紹介していくので、「そういえばこんなバイクあったなぁ」と懐かしい気持ちになってもらえたり、「昔はこんなオートバイがあったんだ!」とあらたな発見をしてもらって、お楽しみいただければと思います。(akiko koda@ロレンス編集部)

KAWASAKIの歴史の中で唯一のレジャーバイクが、この「KAWASAKI KV75」です。
自動遠心クラッチ付き3速ミッションの2ストローク・ピストン・バルブは、大人が乗っても安心感のあるバイク。
KAWASAKI 75MT1というバイクを国内向けにリニューアルして販売されました。

KAWASAKI KV75(1977年)

画像: ●空冷2スト・ピストンバルブ単気筒 ●73cc ●4.3PS/5750rpm ●0.59kg-m/2000rpm ●59kg ●3.50-8・3.50-8 ●10万4000円 ©オートバイ別冊付録 不朽の日本車102年史

●空冷2スト・ピストンバルブ単気筒
●73cc
●4.3PS/5750rpm
●0.59kg-m/2000rpm
●59kg
●3.50-8・3.50-8
●10万4000円
©オートバイ別冊付録 不朽の日本車102年史

折りたたみ式ハンドルと密閉式燃料タンクを装備する、カワサキの手がけたモンキーのようなミニレジャーバイク。しかしエンジンは4ストのモンキーとは異なり排気量73ccの空冷2ストで、活発な走りを見せた。もともとは75MT1という輸出モデルがベースで、この年一部改良を施して国内向けに販売されたのだ。(©オートバイ別冊付録 不朽の日本車102年史)

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