この連載では、モーターマガジン社出版「月刊オートバイ【別冊付録】不朽の日本車102年史」より、日本を作り上げた歴史のオートバイを振り返っていきます。
日本の歴史1909年産声をあげた日本最初のオートバイ、島津NS号から2011年モデルまでじゃんじゃん紹介していくので、「そういえばこんなバイクあったなぁ」と懐かしい気持ちになってもらえたり、「昔はこんなオートバイがあったんだ!」とあらたな発見をしてもらって、お楽しみいただければと思います。(akiko koda@ロレンス編集部)

2ストロークトレールのDTシリーズなどで、ヤマハ製トレールバイクはアメリカや日本、そして世界で大ヒットしました。そして、新たに4ストロークのトレールを・・・という狙いから生み出されたのがXT500です。500ccの空冷4ストローク単気筒OHCを搭載するXT500は、アメリカ市場をメインターゲットに生まれましたが、欧州でも大ヒット。日本でも通好みのモデルとして、ベテランライダーに支持されました。また、SR500、そして超ロングセラーのSR400のベースとなったエピソードはあまりに有名です。

YAMAHA XT500(1976年)

画像: ●空冷4ストOHC2バルブ単気筒 ●499cc ●30PS/5800rpm ●3.9kg-m/5400rpm ●139kg ●3.00-21・4.00-18 ●37万円 ©オートバイ別冊付録 不朽の日本車102年史

●空冷4ストOHC2バルブ単気筒
●499cc
●30PS/5800rpm
●3.9kg-m/5400rpm
●139kg
●3.00-21・4.00-18
●37万円
©オートバイ別冊付録 不朽の日本車102年史

輸出用エンデューロモデルのTT500をベースに開発された、当時国内最大排気量を誇った4ストビッグオフローダー。TT譲りのパワフルで豪快な走りがオフロードファンに愛された。その空冷2バルブOHCというエンジンはSRに受け継がれ、改良を受けつつも現在に至るまで生産されいる。(©オートバイ別冊付録 不朽の日本車102年史)

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