第186回は、 MAZDA『ファミリア』 をご紹介します!この当時の、世界の小型車化のながれを採りいれ、初めてのフロントエンジン・フロントドライブ駆動方式に踏み切ったクルマでした。若者や気持ちが若い方に人気で、一時代を築いた存在だったそうですよ。(あぁこ@ロレンス編集部)
さて問題です!こちらのMAZDA『ファミリア3ドア1500XG』のインパネは、次のうちどちらでしょうか?
![画像1: 【日本の自動車年鑑】
第186回 MAZDA「ファミリア」(1981年)](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782553/rc/2016/09/20/291a3dc2f9cff146e18819f182c48df362fce269_xlarge.jpg)
正解は②でした!内装はこちらです。こちらのクルマは、スポーティさとクールさで、当時の若者に人気があったのも納得ですね。
![画像: www.motormagazine.co.jp](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782553/rc/2016/09/20/577361bbb03b7a6376bbc1729303ba08128588da_xlarge.jpg)
MAZDA ファミリア(1981年)
55年6月のフルチェンジで、それまでのFRからFFに変更。1300/1400のエンジンは1300/1500とするなど、駆動方式からエンジン、ボディ、足まわりまで一新して登場した。ボディはウェッジ強調の直線的なデザインで、角型2灯のヘッドランプにスラントノーズを採用。
3ドア/5ドアのHBというボディタイプは旧モデルと変らないが、5ドアはリアクオーターにルーミーウインドーを持つ6ライト車となっている。フロントに横置きにマウントされたエンジンは、FF用に開発された4気筒、OHC、1296cc、74PSのE3型の1300と、同じく1490cc、85PSのE5型1500。
旧モデルのTC型、UC型にくらべると、より軽量コンパクトで、しかも出力はアップとなった。サスもフロントのストラットはそのまま、リアの5リンク・コイルがストラットに変更されて、4輪独立懸架となり、フロント、リアには制動時のノーズの沈みを防ぐアンチノーズダイブジオメトリーを採用する。
![画像: 1500XL www.motormagazine.co.jp](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782553/rc/2016/09/20/8595e090980a07880b897fe720c3d606e86fdd56_xlarge.jpg)
1500XL
www.motormagazine.co.jpギアボックスも当初は4速と5速のマニュアルのみであったが、55年8月からJATCO製の3速フルオートマチックを追加、1500の3ドア/5ドアのXT、XLに設定された。最上級グレードは3ドアの1500XGで、電動サンルーフ、ハロゲンランプ、175/70SR13ラジアルはこのXGにのみ標準装備。3ドア/5ドアの1500XLにはオプションで手動式サンルーフを設定。2ボックス市場では先発FF・HBをしのぎ、目下トップに人気車。