戦いはコースの中だけではない?
舌戦のきっかけとなったのはひとりの記者が、序盤からバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)がチームメイトのホルヘ・ロレンソにオーバーテークをしかけたけど、あれは作戦・・・? というような内容の質問を投げかけたことでした・・・。
![画像: 問題?のシーン。レース序盤、ポールからスタートのロレンソに、ロッシがオーバーテイクを試みました。 www.motogp.com](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16781465/rc/2016/09/12/f14bd696fb26b3f0a2dd3604167c653ff74d2132_xlarge.jpg)
問題?のシーン。レース序盤、ポールからスタートのロレンソに、ロッシがオーバーテイクを試みました。
www.motogp.comこれに対しロレンソは、「自分の意見だけど、ちょっとアグレッシブすぎるよね。他のライダーはもっとクリーンだ」と答えましたが、これに対してロッシはニガ笑い。「それは違う」と応じ、優勝者のペドロサを挟んで、ロッシとロレンソの言い合いが続きました。
![画像: 笑顔はかろうじて?キープしつつも、互いのオーバーテイクに対する意見をぶつけ合う2位のロッシ(手前)と3位のロレンソ(奥)。 www.motogp.com](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16781465/rc/2016/09/12/b0d15634ef6b1b42680b5015bc5ba0dbe1fdcd29_xlarge.jpg)
笑顔はかろうじて?キープしつつも、互いのオーバーテイクに対する意見をぶつけ合う2位のロッシ(手前)と3位のロレンソ(奥)。
www.motogp.comロッシとロレンソの舌戦を引き出そうとして、このような質問をしたとしたら(というか、そのつもり100%かな?)、この記者は大したものですね。でも今戦の主役たる、優勝したペドロサが蚊帳の外って感じで、ちょっと気の毒でした(苦笑)。
マルケスとロッシの差は43ポイントに
今回4位になったポイントリーダーのマルク・マルケス(ホンダ)と、今回2位のランキング2位のロッシの差は、43ポイントになりました。GPシーズン後半戦の4戦で、両者の差は59ポイントから16ポイント縮んだことになりますが、残り5戦でこの差ですとノーポイント・レースがない限りはマルケスが悠々逃げ切れる差と言えるでしょう。
もっとも、何があるかわからないのがレースですので、残り5戦からも目が離せないですね。次戦アラゴンGPは、今月末に開催されます。そしてその次は、いよいよ10月の日本GP(ツインリンクもてぎ)です! どのレースでチャンピオンが決まることになるのか、注目しましょう!
なおロッシとロレンソの舌戦動画は、下のリンクからお楽しみ?ください。