現地時間日曜日に開催されたサンマリノGPは、今季8人目のウィナーとなったダニ・ペドロサの優勝で幕を閉じました・・・が、その後の表彰台3人へのインタビューでも、こんな舌戦?がありました。

戦いはコースの中だけではない?

舌戦のきっかけとなったのはひとりの記者が、序盤からバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)がチームメイトのホルヘ・ロレンソにオーバーテークをしかけたけど、あれは作戦・・・? というような内容の質問を投げかけたことでした・・・。

画像: 問題?のシーン。レース序盤、ポールからスタートのロレンソに、ロッシがオーバーテイクを試みました。 www.motogp.com

問題?のシーン。レース序盤、ポールからスタートのロレンソに、ロッシがオーバーテイクを試みました。

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これに対しロレンソは、「自分の意見だけど、ちょっとアグレッシブすぎるよね。他のライダーはもっとクリーンだ」と答えましたが、これに対してロッシはニガ笑い。「それは違う」と応じ、優勝者のペドロサを挟んで、ロッシとロレンソの言い合いが続きました。

画像: 笑顔はかろうじて?キープしつつも、互いのオーバーテイクに対する意見をぶつけ合う2位のロッシ(手前)と3位のロレンソ(奥)。 www.motogp.com

笑顔はかろうじて?キープしつつも、互いのオーバーテイクに対する意見をぶつけ合う2位のロッシ(手前)と3位のロレンソ(奥)。

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ロッシとロレンソの舌戦を引き出そうとして、このような質問をしたとしたら(というか、そのつもり100%かな?)、この記者は大したものですね。でも今戦の主役たる、優勝したペドロサが蚊帳の外って感じで、ちょっと気の毒でした(苦笑)。

マルケスとロッシの差は43ポイントに

今回4位になったポイントリーダーのマルク・マルケス(ホンダ)と、今回2位のランキング2位のロッシの差は、43ポイントになりました。GPシーズン後半戦の4戦で、両者の差は59ポイントから16ポイント縮んだことになりますが、残り5戦でこの差ですとノーポイント・レースがない限りはマルケスが悠々逃げ切れる差と言えるでしょう。

もっとも、何があるかわからないのがレースですので、残り5戦からも目が離せないですね。次戦アラゴンGPは、今月末に開催されます。そしてその次は、いよいよ10月の日本GP(ツインリンクもてぎ)です! どのレースでチャンピオンが決まることになるのか、注目しましょう!

なおロッシとロレンソの舌戦動画は、下のリンクからお楽しみ?ください。

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