同棲中のフィービーはしっかり者で気立てのいい美人。彼女にプロポーズを夢見るマイクだが、実は彼には自分でも気づいていない「秘密」があった。
シリアスなストーリーと激しいアクションの中で発揮されるブラックユーモア
ある夜、夜勤中のマイクの前にサングラスをした謎の女性が現れ、意味不明な不思議な言葉を彼に投げかけた。混乱するマイクだったが、今度は二人組の強盗に襲われる。その瞬間、マイクは覚醒し、二人を瞬時に抹殺してしまうのだ。マイクは実は、CIAが秘密裏に訓練した特殊エージェントだったのである。
謎の女性は、マイクを殺人マシーンに育てた計画の発案者であり、CIAのメンバーだった。
そして、彼女と対立するCIAのチームが、マイクを抹殺しようと襲いかかってくる。果たしてマイクは恋人とともに危機を脱することができるか??
緊迫した展開の中で、ジェシー・アイゼンバーグのいつもながらの早口と軽口が、ブラックなユーモアとなって、緊張を和らげる。アクションコメディと銘打たれているが、バカバカしさよりはスリリングなアクション映画であり、B級映画ではなく質の良いエンターテインメントである。
ただのアクション映画ではなくロマンティックな恋愛映画としても楽しめる上等な作品
主人公マイクの恋人フィービーを演じるのは演じるのはクリステン・スチュワート。「トワイライト」シリーズのヒロインとして有名だが、「トワイライト」での半病人のような姿と比べると、こちらのほうが生き生きとして、実に魅力的で、ずっといい。
本作は覚醒して殺人マシンと化したマイクが、苦闘の末にフィービーにプロポーズをすることができるか?という伏線がある。激しいアクションの中で、その伏線の結末を楽しみにできるのも、彼女の魅力が本物なせいだ。
あまり好きな女優ではなかったのだが、これからはちゃんとウォッチしよう。
あ、もしかしたら続編もあるかもよw
そういう伏線もあるので、最後までお楽しみに。