英語で「過激な」という意味の社名を持つラディカルは、イギリスの少量生産スポーツカーメーカーだ。日本での知名度はまだ低いが、ヨーロッパではけっこうメジャーで、盛んにワンメイクレースが行われたりもしている。
![画像: ココはサーキットじゃありません、ナンバーを取得して公道を走っています!](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782553/rc/2016/07/30/0c4b4f35d5c595451ffcef48d587356153cee187_xlarge.jpg)
ココはサーキットじゃありません、ナンバーを取得して公道を走っています!
日本ではSTOが輸入販売を手がけており、今回紹介する「SR3 SL」は、ナンバーを取得して公道走行が可能なモデルだ。
とはいえ、そのスタイルはオープン2シーターのレーシングカーそのもの。巨大なリアウイングも備えたこのクルマで公道を走っていると、道行く人の誰もがギョッとした顔で見つめてくる。
![画像: コクピット後ろに搭載されるエンジンやミッションも、レーシングカーそのものだ。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782553/rc/2016/07/30/90d483f26e63d00eef0c162effec980d36fa60f1_xlarge.jpg)
コクピット後ろに搭載されるエンジンやミッションも、レーシングカーそのものだ。
コクピットの後ろに搭載されるのは、フォード製の2L 直4DOHC ターボエンジンと6速ドグミッション(発進時以外はクラッチを踏まなくてもシフト可能)。
800kgを切る車重にパワースペックは240psと340Nmだから、とにかく速い! コーナリング性能もかなり高く、ワインディング走行は楽しい。でも、だんだん本格的にサーキットを走ってみたくなる。
![画像: カーボン剥き出しのスパルタンなコクピットも、ほとんどレーシングカー。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782553/rc/2016/07/30/59a7ae9bf4c82c3938afb7f6a3b0594f6e5611ea_xlarge.jpg)
カーボン剥き出しのスパルタンなコクピットも、ほとんどレーシングカー。
こんなスタイルだから、サングラスやゴーグルは必需品。できればヘルメットも被ったほうがいい。
ドアもないし快適性とは無縁だから、ガールフレンドや奥さんは絶対に助手席には乗ってくれないだろう。
でも、量販のスポーツカーでは物足りない人や、より刺激的な走りを楽しみたい人には、こんな選択もありかもしれない。
ラディカルの上級モデル、クローズドボディにV6を搭載した「RXC」も日本に導入されたので、いずれコレも紹介していきたい。