世界戦略車だったZは13年にわたって発展していった。そんな、今なお美しいカワサキ空冷Zの代表モデルを紹介したいと思います。
900 Super4 (Z1) 1973
900スーパー4 1973 1972年の秋に公開され、同年のうちに1973年モデルとして発売を開始したZ1。空冷4気筒Zシリーズの起源となるモデルで、903.2㏄(66×66㎜)空冷DOHC2バルブ並列4気筒は、最高出力:82ps/8500rpm、最大トルク:7.5㎏-m/7000rpmを発揮。ボディカラーは、写真のオレンジ×ブラウンのほかにイエロー×グリーンが用意されていた。
発売されるや否や絶大な人気を獲得 した名車「Z」の初代。ここからZの進化が始まるのです。
750RS (Z2) 1973
750RS 1973 日本自動車工業界による"国内750㏄以上販売自主規制"に合わせて、海外仕様のZ1をベースに造られた国内専用モデル。ボア×ストロークを66×66㎜から64×58㎜へと変更し、排気量を903.2㏄→746.3㏄に引き下げている以外はZ1とほとんど共通。最高出力は63ps/9000rpmを公称する。
絶大な人気を博した海外仕様のZ1。それをベースに作られた日本仕様のZ2。名車揃いのZの中でも特に人気の高いこのモデル。今でも憧れの1台ではないでしょうか?
コメントを読む・書く