第152回は、 トヨタ「ターセル1300/1500」 をご紹介します!3分割された縦長のテールランプも他のクルマには無いようなデザインですが、味があって素敵です。(あぁこ@ロレンス編集部)

ターセル1300/1500 (1981年)

画像: www.motormagazine.co.jp
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双子車のコルサともども53年8月から発売されたトヨタでは唯一のFFモデル。当初は1500のみスタートしたが、54年6月から4気筒、OHV、1295cc、74PSの2A-U型エンジン搭載の1300も追加。さらに「完成度はいまひとつ」といわれた1500の1A-U型エンジンも、その発展型のOHC、1452cc、83PSの3A-U型に換装、動力性能も大巾に向上した。エンジン・レイアウトは横置きとせず、縦型配置のFFとしている。ボディは2ボックスの大きなガラスハッチを持つ3ドアと、オーソドックスな3ボックスの2ドアと4ドアがあり、カローラ、カリーナを上まわり広い車室内もその特色。サスはフロントがストラット、リアがトレーリングアームというトヨタ大衆車では初の4輪独立懸架を採用する。55年8月に初のマイナーチェンジを行ない、フロント・マスクのデザインなどが変ったが、売れゆきの方はいまひとつ伸び悩んでいる。コルサよりヤング向き。

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