第118回は、 「カペラシリーズ」 3車種ご紹介します!こちらは1980年代マツダを代表する小型車です。内装は少し大人しめながらも車内は広々としていて、高品質で活力のある走りで燃費もいいファミリーセダン。山形のインパネはこの当時ちょうど流行っていたそうです。(あぁこ@ロレンス編集部)

カペラセダン1600SC(1980年)

画像: カペラセダン1600SC(1980年)

空力特性にすぐれた美しいスタイリングを持つ美しいノッチバックの4ドアセダン。4気筒、OHC、1586cc、90PSのNA型搭載の1600はそのエコノミーなモデルで、スーパーカスタムは最上級車として設定されている。サスペンションはフロントがテンションロッドつきストラット、リアは5リンクコイル、ブレーキはフロントがディスク、リアはドラムとこれは全車に共通。SCは2000LTDと同じ165SR13ラジアルが標準となる。

カペラセダン1800SC(1980年)

画像: カペラセダン1800SC(1980年)

ロータリーパワーの高性能が売りものだった初代カペラに対して、この2代目カペラは実用性、経済性重視のモデルだが、4気筒、OHC、1769cc、100PSのVC型の1800モデルとなると、かなりパワフルな走りもみせて「スポーティな走行感覚」にも不足はない。とくにSCはリア・スタビライザーに165SR13スチールラジアル、タコメーターという“走りの装備”もプラスしたスラントノーズに角型2灯ヘッドのスポーティなセダン。

カペラセダン2000LTD(1980年)

画像: カペラセダン2000LTD(1980年)

エコノミーな1600、走りの1800に対して“より快適な居住性と豪華な装備”を誇るのが2000。グレードもマツダ車では最高級の車格のリミテッドしかない。基本的なボディラインは1600/1800と変わらないが、4気筒、OHC、1970cc、110PSのMA型2000エンジンを搭載のため、エンジン・フード形状を変更、ノーズ部分もフラットになってかなりイメージの違うフロント・マスクとなった。トランスミッションは5速と3速ATを用意。

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