第117回は、 「ファミリアシリーズ」 3車種ご紹介します‼︎画像にはないですが、赤いファミリア当時の若者たちに大人気で街でよく見かけるくらいバカ売れしたそうですよ。でも、今こうやって見ても開放的でおしゃれで可愛いと思えるから不思議ですね ❤︎ (あぁこ@ロレンス編集部)
ファミリア1300 3ドアXL(1980年)
台型ハッチバックにオーソドックスなFR方式の組み合わせで、実用性と機能性に徹した大衆車がファミリア。54年4月のマイナーチェンジで角型2灯ヘッドとスラントノーズに、車種体系も大幅に変わった。3ドアもボディは5ドアと変わらず、サイドのドア幅も大きくとっている。XLは4気筒、OHC、1272cc、70PSのTC型を搭載した1300モデルの最上級車。3ドアは5ドアに比べるとスポーティ性をもたせ、ミラーもタルボ型を採用。
ファミリア1300 5ドアXL(1980年)
5ドアは実用性や機能性を一段と強調したモデルで、70PSのTC型、1300エンジンを搭載。運転席のシート上下調節のシートリフター、木目模様のパネル、曇り防止のサイド・デミスターなどを装備。サスはフロント・ストラット、リアが5リンクコイル。ブレーキはフロントがディスク、リアはドラムで、いずれもシリーズ全車に共通となっている。ただし1300はタイヤも6.00-12-4PRのバイアス、トランスミッションは4速だけとなる。
ファミリア1400 5ドアXE(1980年)
3ドアのXGに対して5ドアの頂点に立つのがXE。かつてのEC(エレガントカスタム)に代るモデルで、3本スポーク・ステアリングホイール、センターコンソール、リアゲートオープナー、左右2分割式リアシート、リアドアの2重ロック機構などがつくファミリー派。トランスミッションは4速のほかに5速、3速ATが1400だけに設定されている。10モードで14㎞/ℓ、60㎞/h定地走行で25㎞/ℓ(XE・5速)と低燃費の経済車でもある。