第101回は、しなやかクルマ 「バイオレットシリーズ」 2車種ご紹介します!510型ブルーバード後継車で当時の多くの自動車ファン、日産ファンは名車 “510型の再来” を期待しバイオレットの発売に大いに注目していました。(あぁこ@ロレンス編集部)

バイオレット4ドア1400GL-L(1980年)

画像: バイオレット4ドア1400GL-L(1980年)

オースターとスタンザとの三つ子車だが、1400は“ファミリーカー”のバイオレットだけで、そのスポーティなモデルとして追加設定されたのがGL-L。角型4灯ヘッドに変身したノッチバックの4ドアセダンに、4気筒、OHV、1397cc、80PSのA14型を搭載。165SR13ラジアルをはき、チャイルドセーフティ・ドアロックもつく。1400には4速のみだったトランスミッションもこのGL-LとGLには5速も加えられている。

バイオレット4ドア1600SGL(1980年)

画像: バイオレット4ドア1600SGL(1980年)

1600と1800のオースター、スタンザに対してバイオレットは1400と1600。SGLはその1600に加えられた豪華仕様のファミリーモデルである。エンジンは4気筒、OHC、1595cc、95PSのZ16型。AM/FMマルチラジオ、カセットステレオ、カレンダーつきデジタル水晶時計、ドアサッシモール、165SR13スチールラジアルなどの高級装備の充実ぶりが目立つ。セダンはリアシートバックの改良でリアレッグスペースも拡大されている。

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