第99回は、走り屋に人気の「サニーシリーズ」3車種ご紹介します!クロームでアクセントを付けた外装など、米国市場を意識したデザインの 『サニー』 は頻繁にモデルチェンジしていましたが、そのたびにスタイリングの洗練性が増していきました ❤︎ (あぁこ@ロレンス編集部)

サニー2ドア1400GL(1980年)

画像: サニー2ドア1400GL(1980年)

54年10月のマイナーチェンジでサニーも流行のスラントノーズと角型2灯ヘッドランプのスタイルに変った。ノッチバックの2ドアセダンはシリーズの普及版的モデルで、キャブレター仕様の4気筒、OHV、1397cc、80PSのA14型搭載の1400GLはその最上級モデル。フロントがストラット式独立、リアは4リンク式コイルのサスペンションに、フロント・マスターバックつきディスク・ブレーキは全車に共通。4速マニュアルのみ。

サニー4ドア1200SGL(1980年)

画像: サニー4ドア1200SGL(1980年)

サニーの主力はやはり4ドアセダンだが、OHV、1237cc、70PSのA12A型を搭載する4ドア1200の最上級モデルとして、54年10月からシリーズに新しく加えられたのがSGL。電動リモコンミラーやリア熱電デフォッガー、AM/FMマルチラジオなどの1400クラスなみの高級装備が標準となる。ただしタイヤは1400SGLの155SR13ラジアルに対して12インチのバイアス。ラジアルはオプションでつく。トランスミッションは4速と5速。

サニー4ドア1400SGX(1980年)

画像: サニー4ドア1400SGX(1980年)

ラジエター・グリルもメッシュタイプのブラック・マスクとした4ドアではトップ・グレードのSGX-Eに次ぐモデル。エンジンはキャブ仕様のA14型、80PSだが、165/70SR13の高速タイプのスチールラジアルやタコメーター、リアスタビライザー、マニュアル4速に加えて5速も選択できるトランスミッションと、スポーティ性もかなり高い。ドライバー・シートにはランバーサポート機構も採用されている。

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