最近2ストのバイクが再び人気を博しているようだ。そこで、モーターマガジン社のムック本『2ストBIBLE 2016』が、2ストビギナーのために、代表的な2ストマシンをリストアップしているので、ここで紹介していこう。

『2ストBIBLE 2016 より抜粋』
 デジタル編集:楠雅彦@ロレンス編集部

他を圧倒した走り

画像1: 他を圧倒した走り

RG500 Γは、日本で量産された 2ストロークの中で最速を誇ったマシンである。国内仕様は64馬力だったが輸出仕様は 94馬力。しかも乾燥で156kg という軽い車体との組み合わせはリッターマシンにも匹敵するポテンシャルを発揮した。

同じ名前を持つワークスマシン RG500Γ は、当時帝王と呼ばれたヤマハのケニー・ロ バーツを打ち破ることを考えて作られたマシンだ。天才的なライダーと戦うため扱いやすいハンドリングなど、マシンのポテンシャルを徹底的に追及した結果、フランコ・ウンチーニのライディングで 82年にチャンピオンを獲得することに成功した。

このマシンのエンジンレイアウトや設計思想を受け継いだのがストリートマシンである RG500Γだ。このモデル、当初は輸出専用だった。そして国内には同じ車体で400ccエンジンを搭載したRG400 Γを投入。しかし 500がどうしても欲しいという声は大きく、500ccを 64馬力にディチューンして国内販売を行うことになった。

Γの特徴はなんといってもスクエア4というレイアウトのエンジン。直立した 4つのシリンダーが最もコンパクトに並ぶ。これによってマシンのハンドリングを向上させることができるようになる。給気方式はロータ リーバルブ。ディスクを交換するだけで給気タイミングを簡単に変更できるだけでなく、吸気ポートの開くタイミングと閉まるタイミングを自由に決められるため、高回転で高いパワーを出しやすい方式だ。

画像2: 他を圧倒した走り

画像3: 他を圧倒した走り

Γこそが頂点だとしてビック 2 ストナンバーワンだと支持する声が多かった。

ただ、残念なことに当時のライダー達のマインドとして ”2ストは250まで ” という意識があった。だからどんなに高性能でも車検のある 2ストはあまり販売ではパッとしなかった。RG400Γ、RG500Γ共に例外ではなかったのである。

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