第88回は、80年代「セリカシリーズ」から4車種ご紹介します!セリカはトヨタの重要なスペシャリティ、スポーツ部門の中心を担いながら代替わりを重ね2006年まで実に36年間、現役を守り通した他に類を見ないクルマ。日本の新しいスペシャリティカー分野の歴史を切り開いたのです。この当時のセリカのボディデザインは本当好きです ❤︎ (あぁこ@ロレンス編集部)

セリカクーペ1600GT(1980年)

画像: セリカクーペ1600GT(1980年)

54年8月のマイナーチェンジで、サイズアップがはかられロングノーズとXXと同じ角型4灯ヘッドランプに変身したセリカのホットなモデルだがGTだ。エンジンは53年規制クリアと同じに115PSになった2T-GEU型のDOHC-EFIでハードサス、衝撃吸収ウレタンバンパー、185/70HR13ラジアルなどを標準装備する。またリアのディスク・ブレーキ、電動リモコンミラーなども標準でつく高速ツアラーだ。

セリカクーペ2000SE(1980年)

画像: セリカクーペ2000SE(1980年)

4気筒、OHC、1972cc、105PSの21R-U型エンジンを搭載しているのをのぞけば、フロントがストラット式コイル、リアが4リンク・ラテラルロッド式コイルのサスペンションから、フロントがブレーキをはじめ、165SR13ラジアルや電動リモコンミラー、OKモニターなどの装備もすべて1800SEと共通のラグジュアリーなモデル。トランスミッションは5速マニュアルと3速ATが選択できる。

セリカLB1800ST-EFI(1980年)

画像: セリカLB1800ST-EFI(1980年)

ハッチゲートによるユーティリティ・スペースの機能をうたうLBは、レジャーカーとしての評価も高いが、このLBにEFIつき、1770cc、105PSの3T-EU型のパワフル・エンジンをのせたスポーティー派がST-E。リア・スタピライザーにフットレスト、吊り下げ式アクセルペダル、クイックステアリングのGT装備も、GTシリーズ以外ではこのST-Eだけにつく。5速マニュアルと国産ではトヨタだけが採用する4速ATを設定。

セリカLB2000GT(1980年)

画像: セリカLB2000GT(1980年)

135PSの18R-GEU型、DOHC-EFIエンジンを搭載したシリーズの最強力バージョン。4輪ディスクと前後にスタピライザーつきのハード・サス、185/70HR13ラジアル、衝撃吸収バンパー、運転席シート上下アジャスター&ランバーサポート、クイックステアリングなどの充実した装備を誇る高性能GTで、その豪華な走りには定評がある。価格も167.3万円(東京店頭標準)と4気筒セリカでは最高。

コメントを読む・書く

This article is a sponsored article by
''.