東本昌平先生監修のモーターサイクルムックマガジン『RIDE』。今回は、『RIDE 53』に掲載された「FOREVER 17歳の旅」の中から、チャレンジ企画「千歳から弟子屈の往復700kmを7台のバイクで疾走ってみました。」をご紹介。燃費順位を予想してみましょう!

あなたは17歳の頃、何をしていましたか?

答えは色々とあるでしょう。それぞれの時代や環境が違うのだから。けれども、一つの答えとしては、みんな「なにか面白いことがしたい」と思っていたはずです。
そして、もっとも手っ取り早い「道具」として身近にあったのが、バイク。自転車ではいける場所は限られているし、クルマを運転することはできません。

さて、17歳だったころの気持ちを味わうために旅に出ました。往復700km。大型バイクで高速を使えば、ピュッと言って帰れる距離。それを一般道を使い、小排気量車で走ってみました。

本気で遊んでみよう

今回参加した7台のバイクをご紹介します。

1. HONDA MONKEY
出発前総走行距離:2,000km / 88ccボアアップ / ハイオク仕様 / キャブ、マフラー、スイングアーム等を変更
2. HONDA CRM80
出発前総走行距離:27,000km / タイヤのみ変更 / その他ノーマル

画像: (左)HONDA MONKEY(右)HONDA CRM80

(左)HONDA MONKEY(右)HONDA CRM80

3. SUZUKI AD DRESS V 125G
出発前総走行距離:3,590km / リアBOXは空荷状態 / フルノーマル
4. KAWASAKI KSR110
出発前総走行距離:800km / リアBOXは空荷状態 / フルノーマル

画像: (左) SUZUKI AD DRESS V 125G(右)KAWASAKI KSR110

(左) SUZUKI AD DRESS V 125G(右)KAWASAKI KSR110

5. HONDA SUPER CUB110
出発前総走行距離:500km / HMJ製ダブルシート、キャリア、バイザー装着 / ハンデとして20ℓのガソリン缶を搭載
6. HONDA APE100
出発前総走行距離:4,500km / マフラー変更 / その他ノーマル

画像: (左)HONDA SUPER CUB110(右)HONDA APE100

(左)HONDA SUPER CUB110(右)HONDA APE100

7. SUZUKI AD DRESS V 125G
出発前総走行距離:27,000km / マフラー、前後アルミホイール、その他、怪しげなパーツ多数取り付け

画像: SUZUKI AD DRESS V 125G

SUZUKI AD DRESS V 125G

どこまでいけるかな?燃費No.1はどいつだ!

なんとなく予想つきましたか?それでは、リッターあたりの燃費を予想してみてください!

  • 5→6→7→1→2→3→4

    残念!やっぱりカブは強いのです。

  • 5→6→3→4→7→1→2

    さすが!大正解!!!

  • 3→5→4→6→7→1→2

    残念!でも良い線いってます!

  • 6→5→3→4→7→1→2

    惜しい!カブのハンデが気になっちゃいましたね〜!

  • 5→6→7→1→2→3→4
    20
    72
  • 5→6→3→4→7→1→2
    55
    199
  • 3→5→4→6→7→1→2
    16
    56
  • 6→5→3→4→7→1→2
    9
    32

というわけで、熾烈な燃費バトルの1位に輝いたのは、スーパーカブ110でした。

画像: ©モーターマガジン社

©モーターマガジン社

驚くべきはその燃費!ハンデとして設定した20ℓのガソリン缶を満タンで積載した状態だというのに、リッターあたり57.6kmという、2位に10km以上の差を広げての勝利となりました。

もちろん、CRMやモンキーカスタムは燃費では劣ったけれども、加速力や最高速ではダントツでした。
というわけで、バイクの楽しみ方は人それぞれ。楽しいバイクライフを〜!

コメントを読む・書く

This article is a sponsored article by
''.