東本昌平先生監修のモーターサイクルムックマガジン『RIDE66』の特集はずばり、「一番早いバイクを決めろ!」。世界のスーパースポーツ最前線に迫る。今回は、巻頭でピックアップされた<DUCATI 1199 PANIGALE>をご紹介。

世界最速、最軽量ーそしてタイトルを狙う

ドゥカティで1988年に851シリーズでスタートしたスーパーバイクシリーズが、93年に916に、03年に999に、そして07年に1098に進化する中、その後継としてまったく新しいモデルとしたのが、 1199パニガーレ。

画像1: ©モーターマガジン社

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これは結果的な偶然かもしれないけれど、851シリーズが916に進化したのは、ドゥカティスーパースポーツバイクの主戦場たるワールドスーパーバイクで、カワサキにタイトルを奪われた年だし、999はホンダに負けた時。さらに1098となったのも、ホンダに敗れたシーズンだ。
もちろん、ニューモデルはすべてタイトル奪還に成功。そういう会社なのだドゥカティは!

「重箱の隅をつつく」という言葉がある。
レーシングマシンの開発を進めていく時に、もはや現在の技術はある程度の頂点まで到達していて、ひとつの大きなメカニズムや革新的な構造が、飛躍的なパフォーマンスアップには結びつかない中、それでも進化を続けていくための大切なキーワード。

重箱の隅をつついて、さらに細い箸でもつついて、それでもだめならフルモデルチェンジ、というまったくわかりやすいコンセプトで作り上げられた世界最速狙いのスーパーバイク。
それが1199パニガーレ。

発想の段階から直球勝負。1098の戦闘力をさらに上げるにはどうしたらいいか、が基本コンセプトで、手段はさておいて、まずエンジンのパワーアップと車体の軽量化を図ろう、というのが基本理念。その具体目標たるや、10kgの軽量化と25PSのパワーアップ。
その目標達成の結晶が、パニガーレを形作っているのだ。

10kgの軽量化の壁

25PSアップに関しては、1098完成からの5年で、ドゥカティはいかようにも対応できる技術的進歩を持っていたはずだ。
問題は軽量化。1098ですでに軽量さを極めた以上、いくら箸を細くしても大きな上積みは望めない。そこでドゥカティがとった策とは?パニガーレの存在意義の大きさがここに。

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その答えは、『RIDE66』にて。

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