ニコラス・ケイジの映画は、基本的にハッピーエンドが少ない。
苦悩、そのまた先に苦悩。落ちぶれて落ちぶれて落ちぶれて。それがニコラス・ケイジなのだ(笑)。

あらすじ

本作は、メキシコ湾で実際に起きた英国石油メジャーBPの原油流出事故をモチーフとしている。ニコラス・ケイジが扮するのは 上院議員選出馬を目指す地元の政治家コリンで、事故によって生活を脅かされている漁業従事者たちのために奮闘していたものの、女癖の悪さで失脚。妻からも離婚を言い渡されてしまう。

その後、コリンよりも石油業界をさらに敵対視する政治家への当て馬として、BPはコリンを抱き込もうとするのだが・・・・。

正統なるニコラス・ケイジ映画

本作に、本格的な政治サスペンスを求めて観た人は多分がっかりするw。

信念と正義感を持つ政治家ではあるが、下半身が緩い、そういうちょっと残念な男が、大量の原油流出事故という悲惨な災厄から市民を救おうとするものの、どうしても女癖を治すことができずに苦悩する、そういう、変な話なのである。

しかし、冒頭で書いたように、それがニコラス・ケイジ映画。彼の、世の中の男たちの苦悩を全部背負ったような思いつめた表情を楽しみ、背中を丸めて情けなく歩く姿を鑑賞する。ニコラス・ケイジの映画を楽しむということは、そういうことなのだ。それを理解した上で、ぜひ、本作を観て欲しい。

画像: 『コンテンダー』予告編 youtu.be

『コンテンダー』予告編

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