ニコラス・ケイジ主演、と銘打たれた本作。しかし、実際には『スター・ウォーズ』でアナキン・スカイウォーカーを演じたヘイデン・クリステンセンがメインの作品だw
あらすじ
十字軍は聖戦といいつつ、略奪と虐殺の日々の連続だった。その繰り返しに嫌気がさした騎士の師弟ガレインとジェイコブは、遠く中国にまで流れ着いていた。ガレインは盗賊へと身をやつし、ジェイコブは阿片中毒者に落ちぶれていた。
ジェイコブは偶然追っ手に命を狙われる皇太子ジャオとその姉リアンを救う。二人は、皇帝の座を狙う実兄シンの陰謀で、皇帝殺しの汚名を着せられていた。
ジェイコブはガレインの力を借り、ジャオとリアンの名誉回復と玉座奪回の旅を助けるが・・・・。
B級映画としては合格
本作は、本当ならジャッキー・チェンあたりが主役のカンフーアクション映画として製作されていそうな内容だ。
つくづくニコラス・ケイジは役を選ばないというか、いろいろな映画に出るものだ(笑)。彼くらいのスターであれば、主役以外はやらないとつっぱってもよさそうだが、今回は(先述したように)ヘイデン・クリステンセンに主役を譲っている。
映画としては、ま、B級である。
が、それなりに楽しめた。とくにリアン役のリウ・イーフェイはなかなかの美女で、可憐ながら華やかな画を作ってくれたので、見ていてそれほど飽きなかったのだ。
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