100%大人向けのお下劣コメディ。

下品で下世話な下ネタばかりが炸裂しまくるコメディ。
幼少期にテディベアをプレゼントされたジョニー。そして、そのテディベアがなぜか生命を得て動きだす。それがテッド。

ジョニーは数年間交際した女性と離婚し落ち込んでいた。テッドもまた、同じバイト先のレジ係タミ=リンと結婚したものの、喧嘩続きでうまくいかず、離婚の危機に瀕する。

二人の中を修復するには子供を作るのが一番だと考えたテッド夫妻だったが、テッドにはその”機能”がないし、タミ=リン側は若年時の薬物使用で子供を産めない体だった。そこで養子縁組を希望するのだが、その活動がヤブヘビとなり、テッドの存在意義を問われることになる。テッドは人間でないから、そもそも結婚は無効だし、米国で市民生活を送る権利がない、ということだ。

そこでテッドは親友ジョニーに援軍を頼み、市民権を訴求する裁判を起こすことを決意する。

大笑いとともに、自分たちの善意や魂のあり方を問う”問題”作

テッドとジョニーは弁護士を雇おうとするが、勝ち目のなさそうな裁判にたらい回しにされた挙句に、弁護士になりたての若い女性にお鉢が回る。

画像: アマンダ・セイフライド演じる新人弁護士 www.youtube.com

アマンダ・セイフライド演じる新人弁護士

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果たしてテッドとジョニーは勝利を勝ち取ることができるのか?

人間とはなんなのか?ポリエステルと綿でできたぬいぐるみに宿った魂に、人間と同じ尊厳を認めることはあり得るのか?自分たちと違う存在をリスペクトできるのか?
本作はコメディではあるが、そういう本質的な質問に対して、見ている我々に回答を迫るのである。

・・・・とはいえ、やっぱ馬鹿馬鹿しいコメディで(笑)、それを楽しめばいいんだけどねw

映画『テッド2』R指定+US版予告

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ちなみに本作は、ジェイ・レノやリーアム・ニーソンがカメオ出演しているほか、**B級映画好きのジョニーとテッド** という設定から、さまざまな映画に関するパロディがある。それらひとつひとつをうまく拾えたら、さらに楽しめる。そういう意味では、何度でも鑑賞に耐える作品、といえるかもね。

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