イタリアが誇るスポーツバイク・メーカー (オートバイ@モーターマガジン社)

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ドゥカティは1925年、イタリア北部の工業都市・ボローニャでドゥカティ兄弟によって創業された。ただしこの時のドゥカティは無線機やラジオに使われる電気部品の生産を手始めに、自社製のラジオの生産からさまざまな電気製品、そしてカメラなどの光学製品にまで手を 広げ、1930年代末にはイタリア国内有数の電器メーカーに発展。

現在ではバイクメーカーのイメージしかないDUCATI。始まりは電機メーカーだったのです。しかも、最初に作ったのはコンデンサー。兄弟の1人が物理学者だった為、短波装置を用いてイタリアとアメリカ間の無線を受信する実験に成功し有名になったそうです。

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しかし第二次世界大戦が勃発、1944年に工場が空襲を受けて大きな被害を被る。1945年に終戦を迎えた後、ドゥカティ兄弟には工場を立て直す力は残っていなかった。
 
そしてドゥカティはイタリア政府・IRI(産業復興公社)の資金援助で再建を図る。いくつか新事業が検討されたが、選ばれたのが自転車用エンジン生産だった。

もし、戦争で工場が空襲被害を受けなかったら、もしかしたらDUCATIは電器メーカーのままだったのかもしれないと思うと、何だか不思議な感じがします。でも、現在のバイクメーカーとしての存在感を考えると、バイクを作る運命だったとしか考えられないですよね!

画像: Monster1200/821 Stripe www.motormagazine.co.jp

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ラノショーでドゥカティ第1号機「クッチョロ」 を発表。自転車のフレームに装着できる 48 cc 単気筒エンジンのクッチョロは、ライバルの自転車用エンジンの多くが2ストだった中、4スト で燃費がよく人気を集める。そして1949年にはクッチョロをオリジナルの車体に搭載した初の完成車「48」を、1952年にはユニークなスクーター「クルーザー」をデビューさせるなど自転車用エンジンから完成車へとその軸足を移し、1953年にはオートバイ専業のドゥカティ・メカニカとして独立した。

自転車のフレームに装着できる48㏄単気筒エンジン・・・現代では中々想像が難しいですが、市販の自転車にエンジンを取りつければ原付バイクみたいに走れるという感じなのでしょうか?興味深々です。そして、このクロッチョ!当時は誰も思いつかないような画期的な発想の商品だったみたいです。そして、それからはバイク作りの道をドンドン突き進み、現在に至ります。

技術と伝統の両面を活かし、性能面でもスタイルでも、イタ リア車らしい魅力的なオートバイを生み出せるという、ドゥカティならではのアドバンテージを活かしたオートバイ作りができるのが人気の秘密だろう。

資金難に陥り、一度は国営化されたものの、何度も難を乗り越えながらも新しい挑戦をし続け、世界GPの最高峰motoGPでも優勝を果たすなど、最先端のバイクを生み出し続けるイタリアのバイクメーカーDUCATI。フォルクスワーゲングループの傘下に入ったことで2輪だけではなく4輪のテクノロジーも加わり、いったいどんなバイクを作り出してくれるのか目が離せません。

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