1966年から1970年にかけて生産された、おそらく世界初のV12気筒 ミッドシップエンジンのスポーツカー。それがランボルギーニ・ミウラです。
仮にランボルギーニはあまり好きでないという人でも、ミウラだけは別格で好き、という人がきっと多いはず。
↑ このフロントとリアのボディの開け方!レーシーでありながら、やはりどこか繊細なムードが漂っていますよね。
一見ミッドシップに見えない、長いフロントノーズ。
リトラクタブルライトには長いまつ毛のようなデザインが施され、流れるような曲線的なフレームは、まるでゴージャスな美女のような趣があります。
そんな美しいクルマであるランボルギーニ・ミウラですが、登場した当時は世界最速。見た目の美しさとは裏腹に、恐ろしいほどのパワーとスピードを実現した最強のスーパーカーでした。走り出すと、とても野太いサウンドが響き、一瞬でこのクルマが見かけだけのスポーツカーではないことがわかります。
1966 ランボルギーニ ミウラ P400
■全長×全幅×全高:4360×1760×1055mmm
■車両重量:980kg
■エンジン形式:60度 V型12気筒DOHC ■排気量:3929cc
■最高出力:350ps/7000rpm ■最大トルク:37.6kg-m/5100rpm
■トランスミッション :5MT
■最高速度:293km/h
1970 ランボルギーニ ミウラ P400S
■全長×全幅×全高:4390×1780×1100mmm
■車両重量:1180kg
■エンジン形式:60度 V型12気筒DOHC
■排気量:3929cc
■最高出力:370ps/7700rpm
■最大トルク:39.5kg-m/5500rpm
■トランスミッション :5MT
■最高速度:280km/h
1972 ランボルギーニ ミウラ P400SV
■全長×全幅×全高:4390×1780×1100mmm
■車両重量:1305kg
■エンジン形式:60度 V型12気筒DOHC
■排気量:3929cc
■最高出力:385ps/7850rpm
■最大トルク:40.7kg-m/5750rpm
■トランスミッション :5MT
■最高速度:285km/h
この動画は、無類のカーマニア(バイクにも造詣が深い)として知られる米国の有名コメディアン ジェイ・レノが紹介するミウラです。
今見ると、タイヤも細いし、全体的にとても繊細で華奢なクルマです。
言い換えれば、現代のクルマにないエレガンスがある名車だと思います。
ぼくは200回くらいこの動画を見てしまいました。
ぜひぜひご覧ください〜。
ミウラならいくら出しても欲しい!という人は多いでしょうが、中古市場を見ても、なかなか出物はありません。せめて隣でいいから座らせて欲しいと思うぼくは変でしょうか??