画像1: 世界的に人気が高まるちょっと古い80'sスポーツバイク

出典:http://www.motoclix.com/news/140-bikers-classics-2014-biland-kommt.html

世界で人気が高まる1980年代の「クラシックレーサー」

空冷1リッター級のモンスターマシンがサーキットでバトルを繰り広げる。まるで1980年代にエディ・ローソンやフレディ・スペンサーらが闘ったAMAスーパーバイクレースを彷彿とさせるシーン。これはヨーロッパで開催されている「Bikers Classic 2014」の一コマだ。

いま世界的に1980年代のスポーツバイクによる「クラシックレーサー」の人気が高まっているようだ。古いマシンだけど1970年以前の「ビンテージバイク」ほど古くない、現代的なネイキッドスポーツのルーツとなったこの時代の空冷モンスターマシンたちを「クラシックレーサー」と呼びたい。


●endurance motorland 24 et 25 octobre 2014 european classic series cafe racer suzuki gs 1000

かつて大活躍した空冷モンスターが復活

こちらはヨーロッパでシリーズ戦となっている「European Classic Series」という耐久レースの映像。私と同世代のライダーの方には1980年代に日本で1大ブームとなった鈴鹿8時間耐久レースを思い出すかもしれない。鈴鹿8耐はもちろんいまも開催され人気のある夏の祭典に変わりはないけど、当時の8耐に出場していたヨシムラやモリワキに代表される、Kawasaki Z1000やSUZUKI GS1000といった、市販車の姿を色濃く残したモンスターマシンに胸を踊らせた方は多いのではないだろうか。


画像2: 世界的に人気が高まるちょっと古い80'sスポーツバイク

出典:http://www.jasc.or.jp/withme/tot_top/


●2014.11.09 Taste of Tsukuba KAGURADUKI STAGE

日本でも大人気の「80's クラシックレーサー」

そんなクラシックレーサーは日本でも人気を博している。毎年、筑波サーキットで春と秋に開催されている「テイスト・オブ・ツクバ」は、まさに1980年代の市販バイクを改造したプロダクションレーサーを中心としたレースイベントで、出場者も観客動員数も全日本ロードレース選手権を超えるほどの盛り上がりをみせている。パドックに並ぶ様々な空冷モンスターマシンを眺めているだけで、80'sモンスター好きの私はワクワクしてしまう。

私のようにすでに30年の歳月を経たこれら80'sスポーツバイクを愛する方は多いだろう。希少価値の高いビンテージバイクとは価値基準が違うが、時を経るとともにこのクラシックスポーツもビンテージバイクと同様に価値を高めているのは間違いないようだ。そんなクラシックレーサーの活躍をたっぷりと楽しめる「テイスト・オブ・ツクバ」に脚を運んでみてはいかがだろうか。


テイスト・オブ・ツクバ公式サイト

●テイスト・オブ・ツクバ 2015年開催予定
2015年5月10日(日)T.O.T SATUKI STAGE [筑波サーキット]
2015年11月8日(日)T.O.T KAGURADUKI STAGE [筑波サーキット]

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