アルファロメオの中でもランクがいくつかありますが、ジュリエッタはベーシックグレードでわりと手が届く位置づけ。
小型セダンで取り扱いやすく、価格的にも高級とまではいかないレベルなので、西ヨーロッパでは人気な車種でした。

アルファロメオ ジュリエッタ(1985年)

現在のジュリエッタの最初のモデルが世に出たのは1977年11月のことだ。ツインカム・エンジンによるFR駆動方式をとるスポーティな小型セダンとして、今なお人気を保っている。リア・サスペンションは、ド・ディオンという高級なメカだ。エンジンのバリエーションは豊富で、ガソリンは1.3ℓ、1.6ℓ、1.8ℓ、2.0ℓのターボ・ディーゼル(SOHC)もある。トランスミッションは5速MTで、デフと一体に置かれる。(世界の自動車年鑑)
*社名・車名ともに掲載誌の表記に合わせ、原文のままとしております。