インドのロイヤルエンフィールド社は歴史のあるバイクメーカーです。その誕生は1891年の英国にさかのぼります。その長い歴史の中で英国のロイヤルエンフィールドは1970年に廃業に追い込まれてしまいますが、1955年に建設されたインド工場ではその後も同社のマシンが生産され続けいまに至ります。言って見れば1950年代より時が止まったかのように、当時のクラシックなスタイルのバイクを生産し続けた、奇跡のようなバイクメーカーなのです。
そんなロイヤルエンフィールドは新しいカフェレーサー「CONTINENTAL GT 535」をリリースしています。このカフェレーサーは同社が1965年にラインナップしていた同名のコンチネンタル GT(250cc)を彷彿とさせるデザインで登場したのです。1950年代より変わらずクラシックスタイルのバイクを作ってきたロイヤルエンフィールドが、現代のカフェレーサーブームに投じたニューモデルは、これぞクラシックカフェと思わせるシンプルで無駄のないスタイルとなりました。