HondaのブースではMotoGPマシン「RC213V」の公道仕様のレプリカ「RC213V-S」がひときわ眩しく輝いていましたが、Kawasaki H2R以上に手の届かないであろうスーパーマシンを横目に、私が真っ先に向かったのはやはり「CRF250 RALLY」の展示です。

画像1: 【メーカーブースより】スポーツアドベンチャー斬り・その⑧「Honda」はやはりCRF250ラリー

画像2: 【メーカーブースより】スポーツアドベンチャー斬り・その⑧「Honda」はやはりCRF250ラリー

画像3: 【メーカーブースより】スポーツアドベンチャー斬り・その⑧「Honda」はやはりCRF250ラリー

画像4: 【メーカーブースより】スポーツアドベンチャー斬り・その⑧「Honda」はやはりCRF250ラリー

画像5: 【メーカーブースより】スポーツアドベンチャー斬り・その⑧「Honda」はやはりCRF250ラリー

画像6: 【メーカーブースより】スポーツアドベンチャー斬り・その⑧「Honda」はやはりCRF250ラリー

画像7: 【メーカーブースより】スポーツアドベンチャー斬り・その⑧「Honda」はやはりCRF250ラリー

他社とは異なる小排気量アドベンチャー「CRF250 RALLY」

ここまで第42回東京モーターサイクルショーの各メーカーブースを、スポーツアドベンチャーという偏ったカテゴリーを見てゆくことから、各社の傾向をお伝えできないかという思い切った(むしろ無謀かな w)企画でお届けしてきた私のレポート。欧州メーカーを中心にご紹介してきましたが、どのメーカーも大型の大排気量アドベンチャーでそれぞれに個性を打ち出していました。そんな中、ホンダはオン・オフのトレールバイクで評価が高い、CRF250Lを南米のダカールラリーで活躍しているCRF450 RALLYのレプリカとして発表しました。

レーサーそのままのスタイルのツーリングマシン

このCRF250 RALLYをビッグアドベンチャーと、同列に評価するのはもちろん無理があるとは思いますが、オフロードバイクから進化し高いオンロード性能を獲得したアドベンチャーモデルが、ロングディスタンスのツーリングマシンとして現在の人気を得たことを考えると、この新しい250ccのアドベンチャーモデルは、日本国内においては最高のツーリングマシンとなるであろうし、ダカールラリーのレーサーレプリカというスタイリッシュなボディデザインは、これまでの250ccトレールバイクとは別次元の魅力を放っています。

アドベンチャーの全く新しいカテゴリーの誕生か

ホンダはメーカーとして早くからパリ・ダカールラリーに参戦して数々の栄光を勝ち取り、1982年にはパリダカのレプリカモデル「XL250Rパリ・ダカール」を発売していますし、1987年にはBMW R100GSパリダカールに先駆けて、アドベンチャーモデルの創始とも言える名車「トランザルプ」をリリースするなど、この分野でも先駆的な存在でした。そのホンダが今回発表したCRF250 RALLYは、これまでにない全く新しいアドベンチャースタイルを提案しているのではないでしょうか。これが公道を走り出すかどうかはまだ分かりませんが、高まる期待感にホンダさんが応えてくれることを望みます。

画像: アドベンチャーの全く新しいカテゴリーの誕生か

CRF250 RALLYと並べて展示されたプロトタイプ「True Adventure」も気になる存在です。こちらはビッグアドベンチャーへのホンダの切り札となるのでしょうか。

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