年末の恒例企画? Lawrenceが選んだ今年・・・2024年の10大ニュース(順不同)でご紹介します。日本ではその是非について、アツく議論されることが多い電動キックボードですが、世界の大都市圏ではそのレンタル(シェアリング)を禁止する流れが今年も加速しています・・・。

正しく付き合えば、便利な乗り物には違いないのですが・・・

スペインの首都であるマドリードの市議会は、ライム、ドット、ティアの3社に対し電動キックボードレンタル事業の営業許可を取り消すことを9月に発表しました。その理由として市議会は、サービス内容、保険補償、そして禁止区域走行や違反駐車を防ぐ技術の、それぞれの欠如を指していました。

画像: 世界の280都市市場で事業を展開しているライムの電動キックボード(世界では、E-スクーターという名称で定着しています)。ライムは2024年8月から、日本でもサービスを開始して話題になりました。 www.li.me

世界の280都市市場で事業を展開しているライムの電動キックボード(世界では、E-スクーターという名称で定着しています)。ライムは2024年8月から、日本でもサービスを開始して話題になりました。

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マドリードでは、個人所有の電動キックボードの使用に関しては引き続き合法にするとのことでしたが、電動キックボードに対する風当たりは世界的に強まっているといえます。昨年8月にはフランスのパリが、そして今年8月にはオーストラリアのメルボルンが、電動キックボードのレンタルを禁止することを発表しています。

世界的には日本は、電動キックボードの普及が遅れてスタートしている地域といえます。世界各国の悪しき前例を反面教師として学び、事業者、利用者ともに、日本の道路事情に適した安全な電動キックボードとの付き合い方を模索していってほしいですね。

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