米カリフォルニア州ロサンゼルスにあるピーターセン自動車博物館は、2019年に世界初となる電動バイクの企画展を開催し、当時大いに話題を集めました。そして今年4月14日から、「エレクトリック・レボリューショナリーズ=電気の革命家」と題されたこの企画展が行われています!

2019年の企画展から内容がパワーアップ!?

クルマ・バイク好きでロサンゼルスに訪れたことがある人の多くは、一度はピーターセン自動車博物館を訪問したことがあるのではないでしょうか? 1994年に人気自動車雑誌「ホットロッドマガジン」を出版する会社オーナーが設立した同博物館は、アメリカの自動車文化やユニークな企画展を、凝った展示方法で紹介することで世界中の愛好家に知られています。

「エレクトリック・レボリューショナリーズ」は2019年、ピーターセン自動車博物館で初めて電動バイクのみを対象に絞って行われた企画展でした。そのキュレーションを担当したのは、人気ブログ「ザ・ビンテージェント」のポール・ドルレアンで、氏が厳選した21台の電動バイクが展示されました。

画像: www.petersen.org
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COVID-19パンデミック混乱期をはさみ、2022年4月14日からは再び「エレクトリック・レボリューショナリーズ」が、ポール・ドルレアンのキュレーションで展示されることになりました。副題としてつけられたのは「最先端のデザイナーたち」で、その間の2EV業界・文化の進化・深化を反映し、2019年版よりもその内容はパワーアップしており、25台以上の電動バイクが陳列されることになるそうです。

このユニークな企画展は2023年2月23日まで、開催される予定です!

なおこの企画展は、2016年に2輪車芸術の保存など目的として設立された非営利団体「モーター/サイクルアーツ財団」の設立者でもある実業家のサーシャ・チェレフコフ、キュレーターを務めたモーター/サイクルアーツ財団共同設立者のポール・ドルレアン、そして2EVメーカーであるライブワイヤーとデーモン・モーターサイクルズの協力で行われています。

画像: ミニマリズムを極めたデザインが印象的な「RONTU」は、ウォルト・シーグルの作品。カーボンファイバーおよびアルミニウム合金製のボディワークにより、車重はわずか100ポンド≒45.4kgという軽さです! www.petersen.org

ミニマリズムを極めたデザインが印象的な「RONTU」は、ウォルト・シーグルの作品。カーボンファイバーおよびアルミニウム合金製のボディワークにより、車重はわずか100ポンド≒45.4kgという軽さです!

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画像: ヒューゴ・エクルス作の「XPゼロ」は、ゼロ・モーターサイクルズの電動ネイキッドのフラッグシップモデル、SR/Fをベースに製作された未来派カフェレーサーです。カスタムのコンペで、数々の受賞を誇る1台です。 www.petersen.org

ヒューゴ・エクルス作の「XPゼロ」は、ゼロ・モーターサイクルズの電動ネイキッドのフラッグシップモデル、SR/Fをベースに製作された未来派カフェレーサーです。カスタムのコンペで、数々の受賞を誇る1台です。

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この企画展は、ピーターセン自動車博物館のリチャード・バーナー・ファミリー・ギャラリーにて、来年の2月23日まで開催されている予定です。パンデミックが終息しない限り、なかなか気軽にロサンゼルスまでフライト・・・というワケにはいかないですけど、会期中にロサンゼルスを訪れる機会がある人は、ぜひ同博物館に足を運んで「2EVの今」を鑑賞してみてください!

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