栄光のGP250マシンや、最新MotoGPマシンが疾走!
去る4月25日、昨年度はCOVID-19パンデミックにより開催できなかったアプリリア・オール・スターズがミサノで行われました。2年前・・・2019年の同イベントでは1万人の観衆がムジェロの会場に集まりましたが、今年度もやはりCOVID-19の猛威がおさまらないため、2019年度のような大きなイベントにすることはできませんでした。しかし、開催できただけでも嬉しいことには変わりなく、来年度2022年度こそはポストCOVID-19時代として、盛大におこなえることを期待したいですね。
今年度のイベントに参加したライダーは、アプリリア・レーシング・テーム・グレシーニに所属して今シーズンのMotoGPクラスを戦うアレイシ・エスパルガロとロレンツォ・サバドーリのほか、マックス・ビアッジ、ロリス・カピロッシ、アンドレア・イアンノーネ、アレサンドロ(アレックス)・グラミーニ、そしてマニュエル・ポジャーリ。イアンノーネ以外は、いずれもアプリリアでタイトルを獲得したGPチャンピオンたちです。
今回彼らが乗ったのは、2019〜2021年型のアプリリアのMotoGPマシンであるRS-GPや、最新の量産市販車であるRSV4やトゥオーノV4ファクトリー、RS660のトラック仕様車である"トロフェオ"、そして1990〜2000年代に9度ライダータイトルを獲得した栄光のアプリリア250GPマシンでした。
鬼が笑いますが、2022年のイベントを楽しみに待ちましょう!
イベント中、M.ビアッジは世界スーパーバイク選手権王者に輝いたときのRSV4Xなどを走らせました。ドーピングによる18ヶ月の出場停止中のA.イアンノーネはRR660を、M.ポジャーリは主にRSV4で周回を重ねました。
L.カピロッシは自身のコレクション!! である2019年型RS-GPのサーキットデビューを果たし、1992年GP125ccクラス王者のA.グラミーニも、RS-GPのライディングを楽しんだそうです。この日の模様は、今後アプリリアのウェブサイトや、ソーシャルメディアチャンネルなどで公開される予定ですので、楽しみに公開を待ちたいですね!