COVID-19パンデミックの影響で、エストリル開催はTBDに・・・
欧州各国ではCOVID-19ワクチンの接種が進行中ですが、未だパンデミック収束とは言えぬ状況が続いているため、各国政府は外出禁止や移動制限などの対策を講じております。そのため、当初5月上旬にSBK開幕戦として行う予定だったエストリルラウンドは現状では開催が難しそうと判断されることになり、TBD=そのうちどうするか決めます、ということで開催日未定という扱いで一旦カレンダーから外されることになりました。
エストリルに代わり今シーズンのSBK開幕戦となるのは、当初第2戦として予定されていたアラゴンラウンド(5月21〜23日)となりました。また、8月20〜22日には、スペイン・ナバラにある「ナバラ・サーキット」での一戦が第5戦として開催されることも、今回のカレンダー改訂で発表されています。
新たにSBKの舞台となるナバラ・サーキット
よほどの熱狂的モータースポーツファンでないと、おそらくナバラ・サーキットのことはご存知ないと思います。同サーキットは2010年に開設した新しい部類のサーキットであり、4輪のFIA GT1開催コースのひとつです。
1周3.933kmのコースでは、今まで2輪、4輪、そして自転車レースなどが開催されてきましたが、SBKを開催するのは今年が初のことになります。なおナバラで行われるのはSBKクラスとSSPクラス(世界スーパースポーツ選手権)の2部門のみ・・・とです。
もっとも、今後も世界各国のCOVID-19パンデミックの状況が悪くなった場合、SBKカレンダーがさらに改訂されることになるわけですが・・・無事に全ラウンドが開催されることを祈りましょう!