現地時間8月8日(土)、SBK(世界スーパーバイク選手権)ポルトガルラウンドのレース1が行われ、SBKタイトル連覇中のジョナサン・レイ(カワサキ)が、今シーズンの決勝レースでの初勝利をマークしました!

スーパーポールも、見事レイがポールポジション獲得!

2020年SBK3戦目となるポルトガルラウンドは、8月7〜9日の日程でポルティマオにて開催されます。初日の土曜日のレース1のグリッドを決めるスーパーポールは、SBK連覇中の絶対王者、J.レイが最速タイムを記録(1分40秒676)。2位以下はトプラック・ラズガットリオグル(ヤマハ)、アレックス・ロウズ(カワサキ)、トム・サイクス(BMW)、マイケル・ファン・デル・マーク(ヤマハ)、そしてインディペンデント勢最高位となるロリス・バズ(テン・ケイト・ヤマハ)が続きました。

土曜日のレース1は、J.レイの王者らしい強さが光るレース展開となりました。ポールポジションスタートから、レイは他の追従を許すことなく20周のレースを走り切り優勝! ポルティマオでの自身10勝目、そしてカワサキ150勝目という記念的な勝利を記録しました!

画像: 2位以下に5秒以上の大差を築き、今シーズンレースでの初優勝を記録したJ.レイ(カワサキ)。 www.worldsbk.com

2位以下に5秒以上の大差を築き、今シーズンレースでの初優勝を記録したJ.レイ(カワサキ)。

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過去2戦・・・オーストラリアとスペインでは、レース2日目のスーパーポールレース(10周)では2勝を記録するものの、土日のレース1、2では未勝利だったJ.レイですが、第3戦目にして今シーズン初めての勝利を記録することになりました。今年もやはり、彼がチャンピオン候補の最右翼になるのでは・・・と再認識させるに十分な、強い勝ち方を披露した結果になりました。

カワサキ、ヤマハ、ドゥカティの争いで、今シーズンは展開されそう? ですね!

2位と3位はヤマハファクトリーのT.ラズガットリオグルとM.ファン・デル・マークが表彰台獲得。4位はJ.レイのチームメイトのA.ロウズ。5位と6位はともにインディペンデント勢のマイケル・リナルディ(ドゥカティ)とL.バズ(ヤマハ)が入賞。なおルーキー連続表彰台記録更新がかかっていた、ドゥカティワークスのスコット・レディングは、7位という残念な結果にとどまりました・・・。

画像: M.ファン・デル・マーク(ヤマハ、ゼッケン60)は、ギアがニュートラルに入るという不運に見舞われながら3位表彰台獲得。45番のS.レディング(ドゥカティ)は奮わず7位でゴール。22番のA.ロウズ(カワサキ)は4位と、表彰台には1歩届きませんでした・・・。 www.worldsbk.com

M.ファン・デル・マーク(ヤマハ、ゼッケン60)は、ギアがニュートラルに入るという不運に見舞われながら3位表彰台獲得。45番のS.レディング(ドゥカティ)は奮わず7位でゴール。22番のA.ロウズ(カワサキ)は4位と、表彰台には1歩届きませんでした・・・。

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レース1を終えて、ランキングはS.レディング107点、J.レイ99点、T.ラズガットリオグル86点、A.ロウズ85点、M.ファン・デル・マーク63点、C.デイビス62点・・・というトップ6までの順位になりました。ドゥカティ、カワサキ、ヤマハのワークスライダーがそれぞれ6位までにランクインするという現状ですが、今シーズンの王者争いはこの6名に早くも絞られたのかも?

9日(日)のスーパーポールとレース2で、このランキングがどのように変化するのか? 注目しましょう!

SBK2020 R3 ポルトガル R1 リザルト
1 J.レイ Kawasaki GBR 34'24.940
2 T.ラズガットリオグル Yamaha TUR 5.142
3 M.ファン・デル・マーク Yamaha NED 7.029
4 A.ロウズ Kawasaki GBR 9.851
5 M.リナルディ Ducati ITA 10.705
6 L.バズ Yamaha FRA 12.226

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