COVID-19感染拡大によるスティホーム期間中、模型作りに励んだ方もいらっしゃると思います。そんな模型好きの人もそうでない人も、バイクが好きな方であればこちらに紹介する1/2スケールのBMW R90Sエンジン模型の組み立て動画は、楽しめるのではないでしょうか? 伝統のBMWフラットツイン(エアヘッド)の基本構造が学べる動画です。

1960年代末から1990年代まで存続したBMWの名ユニット

動画に登場するのは、1973年から1976年まで生産されたBMWの当時のトップモデル、R90Sの1/2スケールモデルです。いわゆる/6シリーズに属するR90Sは898ccの空冷フラットツインを搭載するスポーツバイクで、AMAスーパーバイクでタイトルを獲得するほどの走りのパフォーマンスの高さと、BMWの伝統的美徳である信頼性の高さにより、多くの人に今も愛されているモデルです。

1969年から生産が始まった/5シリーズ以降の・・・通称エアヘッドのフラットツインは1990年代まで存続しました。R100RS、R80G/Sなどのエポックメイキングモデルにも使われた名ユニットのスケールモデルであるフランジス社のこの製品は、内部パーツ含む200以上の部品で構成されており、しかもちゃんとそれらの内部パーツが動く!! というのがセールスポイントになっています。

画像: 箱を開けて・・・から動画はスタートしますが、なかなか映像表現の手法も凝っています。 www.youtube.com

箱を開けて・・・から動画はスタートしますが、なかなか映像表現の手法も凝っています。

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画像: /5シリーズ以降プッシュロッドは、シリンダー下側に配置されるようになっています。この1/2スケールモデルはクランクケースやカバー類はシースルーになっており、内部パーツを見ることができるようになっています。 www.youtube.com

/5シリーズ以降プッシュロッドは、シリンダー下側に配置されるようになっています。この1/2スケールモデルはクランクケースやカバー類はシースルーになっており、内部パーツを見ることができるようになっています。

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画像: ピストンを組み立て、メタル支持のコンロッドをクランクシャフトに組み付けます。 www.youtube.com

ピストンを組み立て、メタル支持のコンロッドをクランクシャフトに組み付けます。

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画像: 5段リターン式のギアボックス部。昔のバイクに多かった、カムプレート式だったことがわかります。 www.youtube.com

5段リターン式のギアボックス部。昔のバイクに多かった、カムプレート式だったことがわかります。

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画像: ビング製の負圧式ではなく、デロルト製キャブレターを採用するのが、R90Sの特徴のひとつでした。 www.youtube.com

ビング製の負圧式ではなく、デロルト製キャブレターを採用するのが、R90Sの特徴のひとつでした。

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画像: 動画の最後では、完成した1/2スケールモデルの内部パーツが動く様子を収録しています。 www.youtube.com

動画の最後では、完成した1/2スケールモデルの内部パーツが動く様子を収録しています。

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約10分と長めですが、機械好きなら退屈しない動画だと思います!?

フランジス社の1/2スケール BMW R90Sエンジンは、199ユーロ(約23,432円)と比較的高価な模型ですが、BMWファンでなくともちょっと欲しくなってしまう一品ですね。動画は10分とやや長いですけど、どんどん組み上がっていく様子を見るのがなかなか楽しいので、ぜひご覧になってみてください。

画像: BMW R90Sモデルエンジンアセンブリ youtu.be

BMW R90Sモデルエンジンアセンブリ

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